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1.時間には「自分時間」と「他人時間」の2種類がある。自分時間を増やして他人時間を減らすことで、人生の質は高まる。
2.悩むことが自分の人生の時間を削っていく。プライドや自意識に邪魔されることなく、自分が本当にやりたいことをやろう。
3.しっかり眠れば、仕事のスピードが上がり、健康を保てる。つまり、睡眠時間を長くすれば自分時間を確保できるということだ。
4.やりたいことや夢中になれることは、探すものではなく自分のもとへ流れてくるものだ。少しでも興味があるなら、「とりあえずやってみる」というノリの良さが大切である。
「ホリエモン」の愛称で知られる著者が何よりも大切にしているという「時間」。その「時間」をテーマにして書かれたのが本書である。
まず著者が訴えているのは、「時は金なり」ではなく、「時間は人生そのもの」だということ。人間にとって時間は何より尊いもので、お金など比べものにならないと断言している。そして時間こそが「誰もが平等に手にできる、唯一の資産」だとし、「その価値を最大化することに、すべてを注がなければいけない」とも、著者は言う。
著者がここまで言い切るのは、時間は有限なのだから、他人の時間に振り回されている場合ではないという考えに基づいてのことだ。本書を通して書かれているのは「自分の時間を増やして人生の質を上げる」という目的のために何をすべきかという具体的な方法であり、「時間がない」と日々感じている人にとっては、大いに参考になるはずだ。
他人の時間に振り回されないというと、「ホリエモンだからできることだろう」と感じる方もいるかもしれない。だが、蓋を開けてみれば、非常にシンプルで、今日にでも取り入れられる考え方である。しかも効果は絶大で、人生がガラリと変わるのだから、試さない手はない。
本書をきっかけに、常識だと思っている時間の使い方について、今一度考えてみてはいかがだろうか。