• fluct

  • 『未来の年表』の著者が、日本の社会・地域の20年後を俯瞰する最新作!『未来の地図帳』【総合3.7】

    2019年11月23日
    知る・学ぶ
    本の要約サイト flier(フライヤー)
    Pocket

    未来の地図帳
    著者:河合雅司
    発売日:2019年06月
    発行所:講談社
    価格:946円(税込)
    ISBNコード:9784065160893

     

    『未来の地図帳 人口減少日本で各地に起きること』の要点

    1.人口減少も少子高齢化も全国一律に進行するわけではない。地域差を認識することが不可欠である。

    2.東京一極集中に歯止めはかからない。ならば東京圏を「外国」と位置づけ、非東京圏については人口が減っても成り立つ仕組みにすることで、共存の道を探っていかなければならない。

    3.いま求められているのは、住民の自立性が高い拠点「王国」を整備することである。王国が無数にあり、それらを地図に落としこむと点描画になるような「ドット型国家」に、日本は移行するべきだ。

     

    『未来の地図帳 人口減少日本で各地に起きること』レビュー

    日本の人口減少の実態を解き明かしたベストセラー『未来の年表』、その著者の最新作がこちら。本書では人口減少を迎えた日本列島が、どのような変貌を遂げるかが明らかになる。

    政府の統計・推計データによると2018年、日本の人口は44万8000人減を記録した。40年後、日本の人口は9000万人を下回り、現在より3割ほど少なくなるという。日本は人口減少に向けてアクセル全開、というのが実状だ。現時点では、すでに過疎化に悩む自治体もある一方で、人口が増えている自治体も存在する。しかし今後は、このような地域差がより明確に表れてくる。全国一律で捉えてしまうと、こうした実態を見誤ってしまいかねない。

    本書を読めば、人口減少によって三大都市圏、政令指定都市、地方都市などの地域が、いつ・どのような形で影響を受けるのか明らかになる。そこで著者が示そうとしているのは、まさにいままで見たこともない「未来の地図帳」だ。そのうえで注目したいのが、今後は既存自治体の枠組みにとらわれず、もっと狭いエリアごとに「ミニ国家」(王国)をつくるべきという著者の提言である。「王国」が無数にあるような「ドット型国家」への移行こそ、日本が人口減少下でも豊かさを維持できる唯一の策だという。

    変貌する社会と地域を俯瞰することは、今後のビジネスチャンスを掴むうえでも不可欠だ。日本の行く末を理解するうえで欠かせない一冊である。

    『未来の地図帳 人口減少日本で各地に起きること』のもっと詳しい要約はこちらで公開中! 〉〉

     

    『未来の地図帳 人口減少日本で各地に起きること』が気になる方におすすめ

    未来の年表
    著者:河合雅司
    発売日:2017年06月
    発行所:講談社
    価格:836円(税込)
    ISBNコード:9784062884310




    タグ
    Pocket

  • GoogleAd:SP記事下

  • GoogleAd:007

  • ページの先頭に戻る