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  • 働く時間と場所は自分で決める! 糸井重里も推薦『「未来のチーム」の作り方』【総合3.8】

    2019年10月14日
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    「未来のチーム」の作り方
    著者:藤村能光
    発売日:2019年06月
    発行所:扶桑社
    価格:1,650円(税込)
    ISBNコード:9784594082451

     

    『「未来のチーム」の作り方』の要点

    1.サイボウズでは、「この人と働きたい」と思われる人が評価される。具体的には、自分に対しても他人に対しても素直である人だ。

    2.多様な働き方のメンバーで成果を出すには、チーム内の情報格差をなくすことが重要だ。チーム全体の学びを高速化させられるうえ、致命的な失敗を防止できる。

    3.チームワークが試されるのは社内ばかりではない。社外の人とのコミュニティや複業にも、会社で働くのとはまた違ったおもしろさがある。

     

    『「未来のチーム」の作り方』レビュー

    本書は、「最も成功したオウンドメディア」と評判の「サイボウズ式」の編集部が挑戦する、次世代型チーム作りを紹介したものだ。

    サイボウズ式は、チームワークを向上させるグループウェアを提供するサイボウズが、「新しい価値を生み出すチームのメディア」をテーマに掲げるオウンドメディアだ。その編集長の著書らしく、本書には、ITツールを駆使しながらコミュニケーションを加速させ、チームの価値を最大化する具体的なヒントであふれている。

    だが、本書の読みどころはそればかりではない。サイボウズが3社目の勤務先である著者は、前職では「チームに入れなかった」苦い過去があるという。しかも彼は、編集記者出身で、元来チームワークなど気にしない完全な一匹狼タイプ。編集長に抜擢されたとはいえ、自分なりのビジョンを掲げて、メンバーをぐいぐい牽引していくタイプでもないと認めている。そんな「リーダーらしくない」編集長の奮闘劇としても楽しめるのが本書の魅力だ。自分の力だけではチームを引っ張れないからこそ、仲間が自由に働ける「仕組み」をつくろうと工夫を重ねてきたようだ。

    オープンイノベーションやコミュニティの流行、複業の推進という社会のトレンドも視野に、社内のチームワークを高めるノウハウばかりではなく、いかに「外の人」と組み、仕事その他のプロジェクトを進めていくかにも触れられている。本書を読めば、きっと「未来のチーム」にかかわりたくなるだろう。

    『「未来のチーム」の作り方』のもっと詳しい要約はこちらで公開中! 〉〉

     

    『「未来のチーム」の作り方』が気になる方におすすめ

    チームのことだけ、考えた。
    著者:青野慶久
    発売日:2015年12月
    発行所:ダイヤモンド社
    価格:1,650円(税込)
    ISBNコード:9784478068410




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