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  • 『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』の続編が発売!大人でもできる読解力の向上方法とは?

    2019年09月22日
    知る・学ぶ
    日販 ほんのひきだし編集部 吉田
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    AIには何ができて、何ができないのか、これからの未来へ人間ができることは何か、ということを書いた『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』。新井紀子さんが書いた本書は、AIブームの真っ只中で大きなセンセーションを巻き起こしベストセラーになり、第27回山本七平賞(2018年)やビジネス書大賞(2019年)など数々の賞を受賞しました。

    AI時代を生き抜くカギは「読解力」にある!?『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』が2019年ビジネス書大賞に決定

    このベストセラーの続編『AIに負けない子どもを育てる』が早くも発売されました。本書には、AIが苦手とする“読解力”を身につけるためにはどうしたらいいのか、すでに小・中学校で行なわれている取り組みだけでなく、大人が読解力をアップさせるための方法も収録されています。

    AIに負けない子どもを育てる
    著者:新井紀子(数学)
    発売日:2019年09月
    発行所:東洋経済新報社
    価格:1,760円(税込)
    ISBNコード:9784492762509

     

    大人になっても読解力を鍛えるためには

    本書では読解力がないことによって起こる不利益がいくつか挙げられています。たとえば書いてあることを間違えて覚えてしまったり、自分の意見を伝える際に正確に伝えられないという危険性などです。それは社会人であれば、メールによる意思伝達がうまくいかないこと、契約書や約款を正確に理解しないまま判を押してしまうなど、仕事の内容に大きく影響を及ぼすといいます。

    本書で重要とされるのは「ゆっくりでも正確に読む」こと。文章を単語ごとに意味を正確に理解して読むと、数ページでも頭は疲れると思いますが、読む力を向上させる有効な手段です。

    自身の仕事の質を上げるためにも、時間を取って読む時間を取ってみてはいかがでしょうか。

     

    読めないのは子どもだけ? 実際にRSTの体験版を解いてみる

    本書には、新井さんが開発した、基礎的読解力を判定するリーディングスキルテスト(RST)の体験版が収録されています。RSTは、読解力を7つの能力値に分類し測定されます。

    ・係り受け解析
    ・照応解決
    ・同義文判定
    ・推論
    ・イメージ同定
    ・具体例同定(辞書)
    ・具体例同定(理数)

    たとえば、「係り受け解析」には以下のような問題があります。

    【問題例】
    以下の文を読みなさい。

    色やにおいで引き付けられた動物は、おしべの花粉を体につけ、別の花のめしべへと運び、植物の受粉を助ける。

    この文脈において、以下の文中の空欄にあてはまる最も適当なものを選択肢のうちから1つ選びなさい。

    植物の受粉を助けるのは( )である。

    1.花粉
    2.動物
    3.おしべ
    4.めしべ

    この問いの答えは「2.動物」。本書には、上記のような問題が、RSTの体験版として全35題収録されています。

    RSTは今の自分がどのくらい「読めている」の指標。最近、読解力に自身がない筆者が、試しに収録されている問題をすべて解いてみました。

    ・係り受け解析     10/10点
    ・照応解決       10/10点
    ・同義文判定      10/10点
    ・推論         5/10点
    ・イメージ同定     6/10点
    ・具体例同定(辞書)  2/10点
    ・具体例同定(理数)  4/10点

    ちなみにこの結果は、「前高後低型」という類型に当てはめられます。この類型の内容は、まさに自分のことを言い当てられているようで大変驚きました。

    解いているときは「読めた」という感覚がありましたが、自分の得手・不得手がはっきりとわかる結果になりました。みなさんも実際解いてみると、思わぬ結果が待っているかもしれません。




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