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東急田園都市線で渋谷から一駅の、池尻大橋駅にある本屋「CafuneBooks(カフネブックス)」店主兼ライターの池野花です。
みなさんは新しいことを学ぶのは好きですか? 私はいつも何かしら新しいことに取り組むタイプです。
最近始めたのは、北欧刺繍。刺繍教室でチクチクと針と糸を動かすときは、かなり深く集中できます。ドラゴンボールでいうところの「精神と時の部屋」のような感じで、あっという間に時間が経ってしまいます。
他にもチャレンジしたいことはたくさんあるのですが、悲しいかな1日は24時間しかありません。そのため、やりたいことをするには、時間管理や効率的なインプットの方法を知るのが重要だと考えるようになりました。
そこで最近は、どんなふうに自分の時間を有効活用するべきか、どうしたら効率的に情報や知識をインプットしていけるかというテーマの本をよく読んでいます。
本記事では、好きなことをするために時間を有効活用したい人にオススメの本4冊をご紹介します。
新しいことを始めるときに、継続に苦労するという人は少なくありません。勉強や趣味などを心機一転始めても、継続できなければ残念ながら身につきませんよね。
こうした継続力は、個人がもつ意志や達成意欲に左右されると思われがちですが、『小さな習慣』によれば、三日坊主で終わる人は継続するための方法を知らないだけだそうです。
むしろ、モチベーションや意思の力だけに頼ってしまうと、継続できなかったときに「私は新しいことにチャレンジができない人間だ」と自己評価が低くなってしまい、新しい習慣を身につけにくくなってしまいます。
具体的には、身につけたいと思っている習慣を最大3つまで選び、毎日の目標をなるべく小さな単位で設定します。たとえば、筋トレを習慣化したいなら、「腕立て伏せを1日1回する」という目標を立てます。
小さな目標にする理由は、ハードルを下げる事で100%達成でき、自己肯定感を高める事ができるからです。
自己肯定感が高ければ、自分はこの目標をやり遂げられると信じられ、前向きな気持ちでのぞめるので、より新しい習慣を身につけやすくなります。
そして、新しい習慣を実行することに抵抗感がなくなり、無意識に行動できるようになったら習慣化の日は近いです。
ちなみに、習慣が定着するのにかかる時間は個人差がありますが、平均すると約66日だそうです。
なにか新しいことを学ぼうと思ったときに、記憶力の衰えが気になるという人がいるかもしれません。一般的に、記憶力は年齢を重ねると低下していくようなイメージがありますよね。
そんな風に考えていた場合、なにか学びたくても「やってみたいけど、ちゃんと知識やスキルを身につけられるかな」と二の足を踏むこともあるでしょう。
そんな方にぜひ読んでいただきたいのが、『のうだま2 記憶力が年齢とともに衰えるなんてウソ!』です。
この本の冒頭では、まず「記憶力は年齢とともに衰えることはない!」という心強い実験結果が語られます。
その実験とは、18~22歳と60~74歳の人々にまったく同じものを記憶してもらい、その後テストを行うというもの。そして、結果は年齢による差がまったくなかったのです。「でも、なかなか思い出せないときがあるのは、記憶力が低下しているからじゃないの?」と思う人がいるかもしれません。
しかし、それは記憶力の低下が原因ではなく、ストックされている記憶量が年齢と共に増え、そこから情報を引き出すまでに時間がかかるようになるから。
それに学生時代は、学校の授業などで勉強にさく時間が多いです。社会人が同じように勉強に時間をかけることは難しいため、なにかを習得するには期間が必要になります。そのため、学生時代よりも記憶力が衰えたと思ってしまいやすいのです。
記憶力の低下を理由に、チャレンジできなくなってしまうとしたら、そんなに残念なことはありません。チャレンジする勇気がほしい人はぜひ読んでみてください。全編マンガ形式で語られているので読みやすく、内容がスーッと頭に入ってきます。