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1.読書などでいくらインプットしても、アウトプットしなければ記憶として定着することはない。「自己成長」はアウトプットの量にこそ比例する。
2.アウトプットが苦手な人は、まずは「話す」ことから始めよう。読んだこと、聞いたこと、自分が体験したことについて第三者に話してみよう。
3.「話す」ことに比べて「書く」ことのほうが、圧倒的に記憶に残り自己成長を促す。書くことで脳に信号を送り、集中力を高め、積極的に情報を収集することができるようになる。
4.インプットの「読む」と「聞く」、アウトプットの「話す」と「書く」に加え、「行動する」も重要だ。
本書は、日本で初めてアウトプットに特化した、アウトプットの決定版とも言うべき一冊である。
著者である樺沢紫苑氏は、精神科医でもありながら作家でもある。10年連続で年2冊以上の本を書き、メルマガを13年間毎日発行し、動画を1500本以上アップしてきたという、驚異的なペースで情報発信している人物だ。本書は、そんな著者が80の視点からアウトプットのノウハウを解説した、いわば「アウトプットの百科事典」である。
インプットは情報を「入れる」こと、アウトプットは入れた情報を「出す」ことを指す。本書によると、「読む」「聞く」がインプットに、「話す」「書く」「行動する」がアウトプットにあたる。さて、あなたのインプットとアウトプットの比率はどれくらいだろう。ある調査によると7対3が平均だそうだが、著者は、インプットとアウトプットの“黄金比”は3対7だと指摘する。そしてアウトプットなしに自己成長はありえないというのだ。
本書には、著者が精神科医という立場から指南する、アウトプットのノウハウが満載だ。各項は見開き完結型でまとめられており、スキマ時間に気軽に手に取ることができるはずだ。しかも図解入りで、読書が苦手な人も直感的に理解しやすい。読んだその日から実践できる、チャレンジのハードルを下げたノウハウが紹介されている点もポイントだ。
本書を手に取り、アウトプットを実践して、自分の人生を能動的、積極的に変えてみてはどうだろうか。
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