'); }else{ document.write(''); } //-->
私たちの身近にあって、生活するうえで切り離すことができない「お金」。お金はいま、急速に進むキャッシュレス化によってどんどん形を変えています。そんな変化の時代を生きる子どもたちに、「お金」のことをきちんと教えてあげられますか?
「貯金って必要?」「お金の貸し借りって悪いこと?」など、生きていく中で「お金」にまつわることはとても大事なのに、学校ではなかなか教えてくれません。そのため、親世代も十分な知識がないのが現状です。
6月21日(金)に発売された『10歳までに身につけたい 子どもが一生困らないお金のルール』は、そんな学校では教えてくれない「お金との向き合い方」を親子で学べる一冊。
子どもの身近なお金である「おこづかい」から、お金が世の中でどのように循環し、自分の将来や幸福につながっていくのか、という流れを、やさしい言葉とかわいいイラストで解説しています。
いつもコロッケを買うお肉屋さん。誕生日ケーキを注文するお菓子屋さん。鉛筆やノートを買う文具屋さん。お金を払うときは、つねに「買う側」の立場です。でも、ちょっと想像力を働かせて、「売る側」の立場(=お店の人)のことを考えてみることも大切です。
次のような、お店屋さんごっこのワークで、お店の人になりきって考えてみましょう。たとえば、パン屋さんをやるとして、いつも売れ残りがちなパンを少しでも売れるようにするにはどうしたらよいのでしょうか?
このワークをすることで、「パン1つ売るのにも、さまざまな工夫がいる」ことが見えてくるはずです。その工夫こそが「仕事」であり、「お金を儲ける」ということにつながるのだということを感覚的につかめてくるでしょう。
また、売る側の立場を想像できるようになると、仕事の楽しさも知ることができ、働くことへの憧れもうまれるのです。
QUOカード、電子マネー、商品券…身近にあるこういった便利なものは、すべて、千円札や五千円札などの紙幣、百円玉などの硬貨と同じ価値のある「お金」。
でも、こうした現金以外のお金は、どことなく現実味に乏しくて、「お金を使っている」「所持している」という感覚が薄れてしまいがちです。現代では当たり前になってきた、こうした「見えないお金の感覚」を子どもに実感してもらうにはどうしたらよいのでしょうか?
そこで、次のようなワークをぜひ子どもと一緒にやってみてください。
①クレジットカードや商品券など家にある「見えないお金」をすべてテーブルに出す。
②それぞれの横に同額の現金を置く。
このように実際に並べてみせると、たったカード1枚が「これだけの金額のものなんだ!」と子どもにも実感が湧いてくるはずです。無造作に置きっぱなしにしたり、どこかに忘れてきてしまうなんてこともしなくなるでしょう。
「見えないお金」のいいところ、悪いところを、子どもと話し合うきっかけにもなります。
本書は、ほかにも親子でできるお金のワークが満載! 子どもが自分の頭で考えることで、お金と上手に付き合っていくための知恵が楽しく身につきます。
社会で生きていくための金融リテラシーの基礎は、子どもだけでなく、大人にとっても様々な発見があるはず。これからも変化し続ける新時代に“お金の知識”を親子でアップデートしてみてはいかがでしょうか。