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今年はラグビーワールドカップ、2020年には東京オリンピック・パラリンピックと世界的なスポーツイベントが日本で開催されます。
会場には日本に住んでいる人はもちろん、海外からの観光客も多く来ることが予想され、国籍を問わず大きな声援・応援で盛り上がることは間違いないでしょう。
PHP研究所から6月3日(月)に発売された『国旗大好き!』は、国旗好きが高じて国旗に関するあらゆる情報を収集している「世界国旗博学クラブ」という集団により書き下ろされました。
国旗は大変マニアックな内容のようですが、その国の宗教や民族構成、歴史などが端的に反映されたものです。
今回は国旗のデザインにまつわる話を一部ご紹介します。
国旗をきっかけに海外への理解を深めてみませんか?
ここには赤と白の二色旗が並んでいます。
色も形も同じに見えますが、実は国旗の縦横サイズの比率違いがあります。
左はF1のグランプリが開催されることでも有名な、世界で2番目に小さい都市国家「モナコ公国」。
右は人口2億人を超え、多くの島からなる多民族国家の「インドネシア共和国」です。
あまりに同じ見た目のため、モナコ公国側から変えてほしいと要請したこともあるようです。
国旗に使用された色にはさまざまな意味が込められていることも本書では触れています。
今回はその一つである「赤」をご紹介。
たとえばおなじみ日本は「日の丸」というだけあって太陽を意味しています。
一方でバングラデシュやポルトガルなど「血」の意味が込められている国もあります。国が成り立つ時に、多くの人の血が流れたということを国旗で示しているのです。
国によっては「勇気」「情熱」「伝統的な民族色」とさまざまな意味を赤色に込めています。
ちなみにバングラデシュと日本の国旗が似ているのは、バングラデシュの独立をいち早く承認した日本への親しみからともいわれています。
今回はマニアックな部分をご紹介しましたが、他にもその国の成り立ちや文化背景など海外のことを深く知ることができます。
本書をきっかけに世界中から集まる人たちと仲良くなりましょう!