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1.「なるべく早く」「ちょっと」など、数字でない言葉を数字に変換することは、ビジネスパーソンに必須のスキルだ。「2時間以内に」「最大10%」など、数字を使って表現しよう。
2.報告を求められたときには、訊かれていることにまず答え(情報)、それを数字で具体的に説明し(数字)、最後に自分の考えや意見を伝える(情報)という順で話すと、相手に伝わりやすい。
3.数字を使って「報告・連絡・相談」する際には、一桁レベルまで正確な数字を伝える局面なのか、それとも、ざっくり伝えれば十分な局面なのかを正しくつかむことが重要だ。
数字に苦手意識があったり、論理的思考なんて自分にはできないと思っていたりするビジネスパーソンは多いかもしれない。しかし本書を読めば、あなたの思い込みはきっと覆るだろう。実は、ビジネスシーンにおける数字は、数学が得意な人だけが使えるものではなく、コツをつかめば誰もが使えるものなのだ。タイトルには「入社1年目」とある本書だが、若手に限らず、ベテランのビジネスパーソンにもおすすめしたい一冊だ。
本書では、数字に強いビジネスパーソンを育成するプロフェッショナルである著者が、ビジネスシーンにおける数字の使い方のコツを単純明快に解説している。本書を読めば、仕事で使う数字の基本から、論理的に考える方法、数字を使った報告・連絡・相談の仕方、データの読み方・活かし方、資料づくりのコツ、そしてプレゼンテーションのコツまでもをマスターすることができる。つまり、あなたも数字を使いこなして説得力ある説明ができ、複雑なデータを一目で分かる資料へと変えることができるようになり、上司に対してポイントを押さえた報告ができるようになるのだ。
こういったスキルを身に付ければ、あなたの生産性は劇的に改善し、必ず成果が出て、周りからの評価も変わり、仕事が何倍も楽しくなるに違いない。ぜひ本書で学んだことを実践し、ライバルに大きな差をつけていただきたい。