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2019年1月から3月の株式市場は、穏やかな上昇相場でした。この間、全国の書店店頭でどのような「お金・投資関連本」が売れていたのでしょうか?
直近3か月(1~3月)の売上ランキングを発表します(日販 オープンネットワークWIN調べ/括弧内は前回の順位との比較です)。
第1位にランクインしたのは、世界3大投資家の一人ジム・ロジャーズ氏による『お金の流れで読む日本と世界の未来』。
本書は、これまでリーマンショック、トランプ当選などを独自の投資眼から的中させてきたロジャーズ氏が、日本の読者に向けて特別に語り下ろした一冊。世界経済の歴史を参照しつつ、短期・長期両方の視点から世界のお金の動きについて論じています。
ロジャーズ氏はこれから数年の間に、リーマンショックを超える最悪の経済危機が起きると予想。そして、日本の未来については、かなり悲観的です。
そんな彼が今投資している産業や国はどこなのか? 気になる方は手にとってみてください。
前回のランキングで第1位を獲得した『払ってはいけない』の著者・荻原博子さんの新刊が相次いで刊行され、いずれも売れ行き好調です。今回のランキングには、新たに2タイトルがランクインし、『払ってはいけない』も第3位にとどまっています。
TV番組にコメンテーターとして出演し、わかりやすくハッキリした物言いで人気の荻原さん。老後が不安な中高年を中心に広く支持されているようです。
第2位の『年金だけでも暮らせます』では、「老後には最低でも3000万円の貯金が必要」などと恐怖心を煽る銀行や証券会社を一刀両断。
年金制度を効果的に活用し、生活費・保険料などのムダな出費を抑え、年金だけで老後を送る方法を指南しています。
第5位の『役所は教えてくれない定年前後「お金」の裏ワザ』は、定年前後のかしこい働き方・辞め方、年金・手当てのもらい方など、知っている人だけがトクをするお金の“裏ワザ”を集めた一冊。
「年金を月4割増やす裏ワザ」「退職金は一時金でもらうと月1万円トク」など、気になる情報が満載です。
そのほかランキング初登場なのは、相場師朗さんによる『世界一安全な株のカラ売り』。
相場師朗さんは、ラジオNIKKEIで番組をもち、投資塾「株塾」を主催する、株歴36年の現役プロトレーダーです。
本書では、株価が下落したときに儲かる「カラ売り」をテーマに、過去30年間の日経平均のデータ分析から編み出したメソッドを公開しています。
今売れている「お金・投資本」のランキングはいかがでしたか?
次回の「お金・投資本」ランキングは7月ごろ公開予定です。次回もお楽しみに!