'); }else{ document.write(''); } //-->
1.2018年に動画のサードウェーブが始まり、動画は「動画コンテンツにする意味や価値があるのか」「エンゲージメントがある動画なのか」がより問われるようになっている。
2.インターネット配信によって「作る」ことと「届ける」ことが統合された。クリエイターはソーシャルメディアを活用してどんどん動画を配信できる。
3.動画をマネタイズするためのポイントは3つ。1つ目はどこのプラットフォームで勝負するかを決めること。2つ目はそのプラットフォームで輝くスタイルを考えること。3つ目はスタイルを踏まえたエンゲージメントの高い動画を作り続けることだ。
動画の時代が来ると聞いても、ほとんどの人が「当然だろう」と思うはずだ。既にYouTubeで動画を日常的に視聴するようになり、FacebookのフィードやTwitterのタイムラインにも動画が溢れているのだから。だが、そもそもこの「動画」とは何なのだろうか。動画と映像の違いは何か?
動画メディアONE MEDIAを経営する著者は2007年、iPhoneの登場に伴って動画が生まれたと指摘する。スマートフォンを手にした人々は、スキマ時間にコンテンツを視聴するようになった。そのコンテンツはテレビ向けに作られた映像とは明らかに異なり、会話の間を編集でカットするなど、スキマ時間の視聴に最適化されている。著者の言葉を借りれば、動画はスキマ時間に視聴できるように「情報の凝縮」がなされた映像コンテンツなのだ。
動画はまずYouTubeで花開き、その後はFacebookと組み合わさって爆発的に流通することとなる。しかし2018年1月、Facebookアルゴリズムが変更され、量産型の動画コンテンツが淘汰され始めた。今や、人の心を動かすコンテンツこそが価値を持つことになったということだ。これは、何か伝えたいメッセージがある人にとっては、動画を武器にして活躍する大チャンスでもある。
これからの時代、動画のことを知らずして生きていくことは不可能になるだろう。本書には、クリエイターに限らず、全ての人が教養として知っておくべき情報が満載だ。