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1.失敗するたびに「自分はダメな人間だ」と考えていると、いつしかその思考が常態化して「フュージョン」(fusion=融合、統合)が起き、「自分はダメな人間だ」という刷りこみが起きてしまう。
2.自分の思いこみと現実を切り離す「脱フュージョン」を起こすためには、自分の行動や心理を変える「ワンフレーズ」が効果的だ。
3.人間関係、片付け、ダイエットなど、その場面ごとに有効なワンフレーズがある。これらを利用して、自分に変化をもたらそう。
「自分を変えたい」と思っていても、それを実現するのは容易ではない。しかし著者のメンタリストDaiGo氏によれば、「ワンフレーズ」を意識して唱えるだけで、行動や心理に大きな変化をもたらすことができるという。
DaiGo氏のいう「ワンフレーズ」とは、自分のコンプレックスやマイナス思考を変える「呪文」のようなものだ。たとえばなにか失敗するたびに「自分はダメな人間だ」と考えると、その思考は常態化し、「フュージョン」(fusion=融合、統合)という現象が起きてしまうといわれている。自分はダメな人間だと刷りこむことで、思いこみと現実が一体化してしまうのだ。
この一体化したイメージと現実を切り離し、言葉で考え方や行動を変えようとするのが、いま心理学の分野で注目されている「脱フュージョン」である。本書では人間関係、片付け、ダイエットなど、さまざまな場面に効果的なワンフレーズが多数掲載されている。行動に移す際のちょっとしたテクニックも掲載されており、じつに「使いやすい」一冊だ。ぜひ日常のあらゆる場面で、本書のワンフレーズやテクニックを使ってみていただきたい。その効果に驚かされるだろう。
気軽にはじめられるからこそ、ちょっとしたワンフレーズのもつ効果は計りしれない。自分を変えたいと感じているのならば、まずはこの一冊だ。