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どこへ行っても「コミュニケーション力」が求められる現代社会。話し方や伝え方についての講座が開催され、会話のテクニックを解説する本が続々と登場しています。
その一方で、「人見知りで口下手だけど、仕事のために無理をして会話している」「会話の適量がわからず、余計なことをしゃべってしまう」という人もいるのではないでしょうか。
そんな人に知ってもらいたい本が『「沈黙」の会話力』です。
会話において多くの人が不安に感じている「沈黙」の時間。話すことが思い浮かばず沈黙が続いてしまう状況は、場の空気が重くなるようで、できれば避けたいと思いがちです。
ところが本書によると、実は沈黙こそが会話のなかで重要な役割を果たしているといいます。
その理由は色々とありますが、ひとつは沈黙が「相手に考える時間をあげること」に繋がるから。自分が一方的に言いたいことを言い続けるのではなく、いったん黙って相手を待つことにより、相手が会話の内容を整理したり、次に話すことを考えたりすることができるのです。
そのように考えると沈黙は恐れるものではなく、効果的に利用するものだということがわかります。さらに交渉や商談の際には、タイミングよく沈黙の時間をはさむことで、会話の間をコントロールし、相手から情報や譲歩を引き出せることができるという大きなメリットもあるのです。
本書には、弁護士の著者が長年培ってきたテクニックを盛り込んだ、さまざまなシチュエーションで活用できる会話術、交渉術が掲載されています。
「本当は会話が苦手、でも頑張りたい」そんな健気な人こそ実践しやすいコツばかり。本書を読んで「沈黙」を味方につけましょう。
はじめに ――人間関係の悩みを一瞬でなくす方法。それは……
第1章 パワー・サイレンス〈PART 1〉 ――沈黙することで成功した人々
第2章 パワー・サイレンス〈PART 2〉 ――沈黙がもたらす人生の分岐点
第3章 パワー・アクション ――沈黙とアクションを効果的に組み合わせる
第4章 パワー・クエスチョン ――会話と交渉はすべて質問で決まる
第5章 パワー・トーク ――質問と沈黙のあとで相手に影響を与える言葉の力
・齋藤孝が「言いまわし」の悩みに答えてくれる『大人の語彙力』最新刊
・プレゼンはビジネスだけのためではない。オリラジ中田敦彦が「人の心をつかむ」技術を公開!『僕たちはどう伝えるか』