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4月の書店店頭には、フレッシャーズ向けの商品が充実しています。今年は就職活動解禁の時期がずれたこともあり、就活生・新入社員向けのタイトルが大きく動いているようです。
それでは、彼らは実際に何を購入しているのでしょうか?
新入社員が多いと考えられる21歳~25歳に絞って、4月のビジネス関連本ランキングを見てみました(ビジネス・法律・経済ジャンルを対象に調査)。
第1位は、ベストセラーとなった『嫌われる勇気』。普段は40代の男女に最も読まれている本ですが、4月に限っては20代男性の購入者が突出するという興味深い現象が起きています。
女性がそれほど変化していないのも面白いところです。
第2位は、季節の定番商品となりつつある『入社1年目の教科書』。こちらは男女ともに読まれています。
この本に関して面白かったのは、同じ時期に40代・50代にも多く購入されている点です。新入社員を部下に持ったであろう上司の姿が見える一方で、新入社員の母親らしき姿も見え隠れ。色々と考えさせられるデータでした。
意外だったのは、第5位にランクインした『哲学用語図鑑』。こちらは3月に発売された新刊です。
20代から80代まで大変広い世代に購入されており、これからベストセラーになる予感が漂っています。「新入社員向け」というと、ついハウツー本をオススメしがちですが、実はこの世代は、生き方や人間関係に踏み込んだ内容に興味を持っているようです。
「マンガで…」で始まる本の多さがちょっと気になるところではありますが、新入社員の皆さんが充実した会社生活・読書生活が送れますように!