• fluct

  • 嫉妬・劣等感の原因は性格にあらず!脳科学の視点で答える「嫉妬のメカニズムと対処法」

    2018年08月29日
    知る・学ぶ
    日販 ほんのひきだし編集部「日販通信」担当
    Pocket

    パワハラやセクハラも“嫉妬”が原因

    ――林さんからのアプローチがシリーズ誕生のきっかけになったとのことですが、林さんから見た本書の魅力はどんなところにありますか?

     やはり「感情の問題に脳科学の面からアプローチしている」という点ですね。大嶋さんの本はどれもそうなのですが、「性格のせいだと思っているかもしれないけれど、実は脳の仕組みでそうなるんだよ」と教えてもらうことで、余計な不安が剥がれていくんです。「あるのは仕方ない」と思われている嫉妬や劣等感についても、大嶋さんのアドバイスが苦しんでいる人たちからその悩みを消すきっかけになったらと、今作はいままでより根深い問題をテーマにしています。

    ――本書では、嫉妬だけでなく「劣等感」もタイトルに掲げられていますね。

     “女性は嫉妬心が強い”というイメージがあるのか、嫉妬に関する悩みというと「女性向けの本」だととらえられがちなんです。実はシリーズのこれまでの本は、女性読者が多かったんですよ。でも嫉妬も劣等感も、性別・年齢にかかわらず誰もが持っているもの。そして劣等感にも、“他人からの嫉妬”が大きく関係しているんです。「劣等感」という言葉をあえてタイトルに加えることで、学歴コンプレックスや職場での足の引っ張り合いなど、男性にも関係する問題だということが伝わるようにしました。

    (本書P129より)

    野村 昨今は女性の活躍が推進されていますが、現実はまだまだ男性社会。パワハラやセクハラも男性が絡むことが多いですよね。そういったハラスメントが起きるのも、大嶋さんによれば「嫉妬の発作」が働いて、破壊的人格になってしまうからなんだそうです。嫉妬は発作ですから、誰しもが被害者にも、加害者にもなる可能性があります。なので男女問わず手に取っていただきたいなと考えました。

    ――シリーズ前2作のタイトルは、「振り回される」「不安になってしまう」と受け身の人向けの印象でした。今作は「嫉妬・劣等感を消す」なのでスタンスが若干違うのかなという印象がありましたが、そうではないんですね。

     本書には主に“嫉妬される人”へ向けた対処法が書かれているのですが、「嫉妬されているという自覚がある人」と「嫉妬や劣等感に悩んでいる人」は必ずしも一致しないのではないかと思いました。つまりそのままタイトルにしたとき、自分のための本だと思えなかったり、手に取りにくかったりするのではないかと。そう考えて、このようなタイトルにしました。

    このシリーズは読んでいくほどに悩みが消えて、自由にやりたいことができるようになるのでおすすめです。にもかかわらず、すぐにはなくならないのが「嫉妬の発作」。そういう意味では本書は前2作の進化系であり、より広がりのあるテーマを扱った一冊と言えるのではないでしょうか。

     

    読者を嫉妬や劣等感から解放することで、「日本を元気にしたい」

    ――シリーズはどのような方に多く読まれているのですか?

    野村 1冊目の『「いつも誰かに振り回される」が一瞬で変わる方法』の発売時には、書店の心理書コーナーだけではなく、ビジネス書の売場でも展開していただきたいと考えました。心理書の売場には実際に悩んでいる人しか行かないけれど、ビジネスパーソンにも同様の悩みを持っている人は多いと思うんです。

    読者層は30代から50代までの女性が中心ですが、次に多いのは50代の男性。こういう装丁の本を男性が購入してくださるとは予想していなかったのですが、売場が広がったことで、多くの方がふと手に取ってくださる本になりました。

    『「いつも誰かに振り回される」~』やその漫画版は、育児書などのコーナーでも展開していただいています。

    ――子育て世代にもフィットするんですね。

     主婦の方たちは特に、公園デビューやママ友との関係、嫁姑問題など「嫉妬」が絡む問題を抱えている方が多いですから。

    ――本書を読むと、どのような関係にも嫉妬が介在してしまうということがよくわかります。だからこそ嫉妬を消すことができれば、人間関係がおのずと好転していくのでしょうね。

    大嶋 この本は嫉妬や劣等感に、いままさに苦しんでいる人に手に取っていただきたいと思っています。嫉妬されると足を引っ張られて、能力が発揮できずにますます劣等感が増すという悪循環に陥ってしまう。そんな状況にある方に、「あなたのせいではないんですよ」と伝えたい。

    謎解きみたいなもので、劣等感のために不自由な思いをしている人たちが、「そうだったのか」と嫉妬のメカニズムを理解することで、自由に、やりたいことができるようになる。そうやって嫉妬や劣等感から解放されることで、日本が豊かに、元気になってくれたらうれしいですね。

    ――本書の刊行記念として、大嶋さんのトークイベントも予定されているそうですね。

     10月28日(日)に、豊島区の「IKE・Bizとしま産業振興プラザ」で開催します。大嶋さんのカウンセリングは、いま枠がいっぱいで新規受付停止になっているほどの人気です。そんな大嶋さんのお話を直接聴けるチャンスですので、ぜひこの機会にご参加ください。

    【スペシャル特典付き】大嶋信頼氏新刊記念トークショーについてはこちら

    ▼シリーズ既刊はこちら

    「いつも誰かに振り回される」が一瞬で変わる方法
    著者:大嶋信頼
    発売日:2016年09月
    発行所:すばる舎
    価格:1,540円(税込)
    ISBNコード:9784799105559

    「すぐ不安になってしまう」が一瞬で消える方法
    著者:大嶋信頼
    発売日:2017年06月
    発行所:すばる舎
    価格:1,540円(税込)
    ISBNコード:9784799106211
    マンガでわかる「いつも誰かに振り回される」が一瞬で変わる方法
    著者:森下えみこ 大嶋信頼
    発売日:2018年05月
    発行所:すばる舎
    価格:1,430円(税込)
    ISBNコード:9784799107102

    (取材日:2018年6月18日)




    1 2
    タグ
    Pocket

  • GoogleAd:SP記事下

  • GoogleAd:007

  • ページの先頭に戻る