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身体論やコミュニケーション論の専門家として、人間関係やビジネスに役立つ本を数多く出版してきた齋藤孝さん。そんな齋藤さんの最新刊『不機嫌は罪である』が、5月10日(木)に発売されました。
・満員電車で、ちょっと肩が当たっただけなのに舌打ちしながら押し返してくる人
・子どもが大きな声を出したり、泣いたりしているときに眉をひそめる人
・部下のささいなミスをヒステリックに叱りつける人
こんな人を見かけることはありませんか? また自分自身に、思い当たるふしはないでしょうか。
電車や職場、そしてSNSなど、いたるところに「不機嫌な人」があふれている現代。そうした公の場での不機嫌は、他人を委縮させ、組織の生産性を低下させるだけでなく、自分自身を蝕み、トラブルやハラスメントの火種になることもあります。
本書は、そんな不機嫌の危険性とともに、「不機嫌をコントロールするワザ」を教えてくれる一冊。姿勢や呼吸法、音楽の効力やおすすめの映画など、誰でも取り組みやすい「上機嫌メソッド」が、わかりやすく紹介されています。
たとえば、「不機嫌をなおす七つの習慣」として提示されているのがこちら。
【不機嫌をなおす七つの習慣】
①自分の「普通」は不機嫌に見えると自覚する
②情報を遮断して自分の時間を持つ
③血流を意識して、こまめにからだをほぐす
④「一定の状態」を保つのがプロだと意識する
⑤「まずいな」と思ったら一呼吸いれる
⑥ネガティブな感情は、表現物に乗せて洗い流す
⑦人の不機嫌を見て、自分の不機嫌をなおせ〈『不機嫌は罪である』より引用〉
これらを毎日意識して実践するだけでも、感情をコントロールすることに十分効果があるのだとか。このほかにも本書では、心身をリラックスさせ、心を穏やかにしてくれる方法が具体的に解説されています。
上機嫌で毎日を過ごすことは、人生を豊かにしてくれます。ぜひ本書で、毎日を「上機嫌に過ごすコツ」を確かめてみてくださいね。
目次
第1章 もはや不機嫌は許されない
第2章 ネット社会がもたらした新しい不機嫌
第3章 からだをひらけば不機嫌は解消する
第4章 上機嫌を保つこころの習慣
第5章 上機嫌な会話が人生を豊かにする