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  • 「元日」と「元旦」の違い、知ってる?1日1話10分から始める読み聞かせ「お話365」シリーズ

    2017年12月10日
    知る・学ぶ
    日販 ほんのひきだし編集部「日販通信」担当
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    シリーズ最新作は「国語」 「電話の出方」は現代ならではのテーマ!?

    ――12月8日に、シリーズ4作目の「国語」が発売されました。国語は“すべての土台になる科目”なのだそうですね。

    栁:それは「教科書を読む力」「先生の話を理解する力」などを養うからですね。「学力全体の底上げをするには、国語力をつけることが重要だ」ということが盛んに言われています。

    ――今作ではどんなふうに“体験型読み聞かせ”を実現しているのでしょうか?

    栁:現役の教育者・教育研究者が執筆していること、体験型コラムをほぼすべてのページに収録していることは共通しています。それに加えて『国語好きな子に育つ たのしいお話365』では、漢字や言葉の由来、ことわざといった定番のものはもちろん、しりとりをしながら語彙力をつけられるようなゲーム形式の内容や、子どもの記憶に残るようなストーリーを用いた説明をするなどの工夫をしました。

    ――「ストーリーを用いた説明」というのは、どんなものでしょう。

    栁:子どもの記憶は、ストーリーとセットになることで定着し、深まるんです。たとえば「人一倍」という言葉がありますよね。これは「人よりも多く」という意味ですが、「“1倍”だったら別に多くないのではないか」と子どもは思うんです。その疑問に答えられるよう、「×1なのに、どうして“人よりも多い”という意味になったのか」を物語で説明しています。

    ――なるほど。ちなみに、この「電話の出方」というお話はどんな意図から掲載されたのでしょうか?

    栁:今は「子どもは家の電話に出てはいけない」と言われている家庭もありますし、公衆電話も減っています。つまり、固定電話や公衆電話を使う機会が少ないんですね。携帯電話を落としたり、電池がなくなったりしたら公衆電話から電話をかければいいんですが、今の子どもは受話器をあげて「プーッ」と機械音が鳴るところで、まずキョトンとしてしまうみたいです。20代になっても「電話が嫌い」「苦手」という人がいるそうですよ。

    ――ジェネレーションギャップに少なからずショックを受けてしまいました(笑)。こういった現代ならではのテーマも、国語には多そうです。

    栁:電話対応もそうですが、言葉を使ったコミュニケーションの力を育てるのも国語の役目だそうです。そんな現役の先生ならではの視点で書かれているのが、やはりポイントですね。先ほどお話した「理解力」「読解力」だけでなく、今はアクティブラーニングといって、授業においても受け身ではなく、主体的に話すことが重要視されています。なので今作では、「プレゼンに挑戦する」「自分が学級会を仕切る」などのテーマも扱いました。

    ――「上手な断り方」なんていうテーマもあるんですね……。

    栁:大人の方も、ぜひ参考にしていただければと思います(笑)。あとは、2020年の学習指導要領の改訂で、小学生のうちに習う漢字が今よりも少し増えるんです。第一線の先生はそういったこともご存じなので、お話の一つに取り上げています。

     

    プレゼントにぴったり! ケース入りの「リビング学習セット」は、感想を記録できる読書ノート付き

    ――これからクリスマスシーズンということで、「お話365」シリーズを手に取る親御さん・おじいちゃんおばあちゃんも多いかと思いますが、いかがでしょうか。

    栁:このシリーズは、家族みんなが集まるところで盛り上がりながら読むのにぴったりだと思います。「果物の種ってどうなってるか知ってる?」「本にはこう書いてあるよ」「じゃあ買ってきて、見てみようか」というふうに、ワイワイしながらぜひ“体験”までつなげていただきたいですね。ちなみに国語力の向上は、大人との会話量に比例すると言われています。特に新刊の「国語」は、リビングで家族みんなで読んでほしいですね。

    目春:自分の部屋で勉強するよりも学力アップに効果があるということで、今「リビング学習」がとても注目されています。これを受けてこのたび、既刊3冊と新刊をセットにした箱入りの『365読み聞かせ リビング学習セット』をつくりました。このセットを本棚のように置いていただいて、ちょっとした時に手に取って親子の会話を増やしていってもらえたらと思っています。

    ――セットには特典が付いているんですよね。

    目春:特典には読書ノートが付いてきます。これがなかなかのすぐれものなので、これからのクリスマスシーズンにおすすめです。

    栁:特典の読書ノートは、家族のコミュニケーションノートとして使えます。「お話365」シリーズは「理科」「算数」「英語」「国語」の4冊あるので、毎日1話とすると4年分ですよね。4年間で子どもはかなり大きく成長するので、この本を通して学んだこと、感想などを書いておくと成長も記録できます。「こんな話が面白かった」「本を読んだ後に動物園に行ったら、本当にハシビロコウは動かなかった!(笑)」みたいなことを書いておいて、後から振り返るのも楽しいですよ。

    ――クリスマスプレゼントにもいいですし、「365日分のお話が収録されている」という点では、年始も読み始めるのにいいタイミングですね。「今年はこの科目を頑張るぞ!」と目標を立てるお子さんも多いと思うので、このシリーズが楽しく学ぶ最初の一冊になると思います。

     

    担当編集の方に、既刊シリーズのおすすめポイントも教えていただきました!

    すでに発売されている「理科」「算数」「英語」の3冊。編集を担当した栁さんに、これらのポイントについても教えていただきました!

    理科好きな子に育つ ふしぎのお話365
    著者:自然史学会連合(監修)、「子供の科学」特別編集
    発売日:2015年02月
    発行所:誠文堂新光社
    価格:2,484円(税込)
    ISBNコード:9784416115008

    栁さんより:
    「理科」は193人の先生にご協力いただいていて、かなりバラエティに富んだジャンルのお話を読むことができます。フィールドワークを促すような解説が充実しているのも特徴です。

    算数好きな子に育つ たのしいお話365
    著者:日本数学教育学会研究部、「子供の科学」特別編集
    発売日:2016年02月
    発行所:誠文堂新光社
    価格:2,484円(税込)
    ISBNコード:9784416516638

    栁さんより:
    他の科目もそうですが、特に算数は、内容自体だけでなく教え方もどんどん進化しています。「“算数なんて嫌だ”という子どもをどうにかしたい」という先生方の思いが、アプローチ方法などの工夫に表れていて面白いですよ。「算数」は、算数教育を研究されている現場の先生と一緒に作るということに特にこだわりました。

    英語好きな子に育つ たのしいお話365
    著者:小学生のための英語教育研究グループ 、「子供の科学」特別編集
    発売日:2016年12月
    発行所:誠文堂新光社
    価格:2,484円(税込)
    ISBNコード:9784416716311

    栁さんより:
    英語の読み聞かせで親御さんがプレッシャーに感じるのが、英語の発音です。「英語」ではそれを考慮して、音声に対応しています。ネイティブの発音が聞けるというのが、「英語」の本の最大のしかけです。

    ※音声は、専用アプリ「COCOAR2(ココアル ツー)」および誠文堂新光社公式サイトからダウンロードできます。


    (取材日:2017年11月2日)

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