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「家計再生コンサルタント」の横山光昭さんが、投資初心者でも毎月3000円から始められる“やさしい投資方法”を伝授した『はじめての人のための3000円投資生活』。
専門用語を使わず、資産形成における投資の重要性を説いた本書は、子どもの養育費や住宅ローン、老後の生活費といった“お金の心配ごと”が増えてくる40代以降の世代を中心に大ヒットしました。2017年上半期ベストセラーでは、単行本ビジネスジャンルで第1位を獲得しています。
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初心者におすすめ!『3000円投資生活』人気の理由は「損の少なさ」と「分かりやすさ」にある
そしてこのたび、「この後もっとお金を増やすには、どうすればよいのか?」という疑問に応える“実践編”ともいうべき第2弾が発売されました。
今回発売された『3000円投資生活で本当に人生を変える!』は、『はじめての人のための3000円投資生活』読者のための“次の一手”を解説した一冊です。
まずは目次を見てみましょう。
・プロローグ
・PART1:3000円投資生活なら、もっとお金を増やせる
・PART2:横山式家計簿術で、貯蓄をスピードアップ
・PART3:本当に貯めた人の家計簿&投資術を大公開!
・PART4:1000万円貯める絶対セオリー!
PART1は、「3000円投資生活」の基本的な考え方をおさらいする内容となっています。細かいノウハウは書かれていないので、前作を読んでいなくて「もっと詳しく知りたい」と思った方は、『はじめての人のための3000円投資生活』から読み始めることをおすすめします。
PART2では、現在の貯蓄額や家計状況を見直します。書き込み式で家計情報を把握できるページが用意されているので、ひと月あたりの収入や、支出の合計と内訳、貯蓄額、貯金の合計、借金の合計を算出して、家計の全体像を把握しましょう。
続いて、各項目の支出が収入のどれくらいの割合を占めているのかを把握します。横山さん考案の「お金が貯まる支出の黄金比率」も掲載されていますので、普段の消費行動が何に偏っているのか、どこに無駄があるのかが簡単に確認できます。
この支出の黄金比率は、家族構成やボーナスの支給回数・支給額によっても変わります。いくつかサンプルケースが紹介されているので、自分の家計に近いものを参考にしましょう。各費目でスリム化できるものがあれば検討し、余裕が出た分は貯金や投資に回します。
PART3では、“3000円投資生活”の成功事例や、実際に1000万円貯めた人の家計簿が公開されています。家計簿は見直し前・見直し後それぞれの内容が掲載されており、貯蓄額1000万円に至るまでに、どのようにお金を運用してきたのかが分かるようになっています。
そして、この本のキモとなるのがPART4。“3000円投資生活”を始めた人がとるべき、次の一手を解説するパートです。前作では世界経済インデックスファンドのような「バランス型ファンド」を毎月購入することが推奨されていましたが、今作ではさらに運用コストを抑えつつ、投資先を分けてリスクを分散させることを目指します。また前作と同様に、「持っておきたいファンド」の具体名や購入のタイミングも紹介されています。
商品購入のタイミングについても、資産を育てる時間的余裕がある子育て世代までと、老後の資産形成のために手堅く安全に運用するべき世代に分け、具体的に説明されています。
『3000円投資生活で本当に人生を変える!』の内容も、前作と同じくお金を増やすための「王道」であり、「ウサギとカメ」の寓話にたとえるなら「カメの投資方法」となっています。
比較的リスクの低い投資法ではありますが、とはいえ投資に絶対はありませんし、余裕資金でやるのが鉄則です。横山さんによる家計見直し術も参考にして、余裕資金を生み出す努力にも同時にトライしてみるのがよいと思います。