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「夢眠書店開店日記」第15話では、開店前の紀伊國屋書店新宿本店にお邪魔して、ねむちゃんが「書店員のお仕事」を体験します。
バックヤードからお店に並べる分の在庫をとって、今回はいよいよ店内フロアへ! 商品を並べる時にもポイントがあるようですが、さて、どんなことに気をつけるとよいのでしょうか?
今回の対談相手
大矢靖之 紀伊國屋書店新宿本店 仕入課
2006年紀伊國屋書店入社。高松店へ新規開店スタッフとして配属された後、2007年に梅田本店へ異動、2013年からは福井店に勤務し、2014年に新宿本店仕入課へ。2017年3月からはビジネス・社会・就職・人文のフロアを担当。『大学出版108号』で専門書の装丁論を、『メディアの本分』(彩流社)に書店のメディア性についての試論を寄稿。
▼1階は新刊・雑誌・NHKテキストのフロアです。
大矢靖之(以下、大矢):それでは、補充分を並べてみましょうか。補充前の平台を見てみると、手に取りやすいところから減っているのがわかりますよね。
夢眠ねむ(以下、夢眠):本当だ、取りやすいところはかなり本が少なくなってますね。
大矢:ここに商品を補充していただきます。
夢眠:ギチギチに入れても大丈夫ですか?
大矢:気をつけることは「取りやすさ」と「量」です。それと、『火花』を並べるのはここだけではないので、少し残しておきましょう。残りを並べるのは正面入り口すぐのところですから、ある程度残しておく必要があります。品出しでは「在庫の棚からどれくらい持っていくか」「どこにどう配分するか」を考えるのが重要なんです。