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創刊号の付属パーツは、チェックスタンド用の顔と、それに貼るためのまつ毛シール。そのほかに創刊号特別付録として、「鉄腕アトム」のアニメを収録したスタートアップDVDと、ネジを収納する特製ビスケースがついてきます。
▼第1号は、眠っているATOMのまぶたにまつ毛シールを貼るだけ。失敗した時のために、まつ毛シールがもう1セットついています(親切)。
第2号の付録パーツもすべてチェックスタンド用。胸前部、腕(2つ)、ハート、胸部メカシールがついています。
第2号の特別付録は、先述した組み立て用プラスドライバーと、作業用手袋です。
▼胸前部にメカシールを貼って、ハート、腕を差し込みます。
第3号のパーツは、チェックスタンド用の胸後部、台座、ボトムプレート、テスト基板用プレート、首用ジョイントと、サーボホーン、3×8mmビス(2個)、2.6×6mmワッシャー付きビス(5個)。
今号でパーツがかなり増えますが、次号以降に使うパーツもありますので、なくさないように注意してください。
▼ここで第2号付属のドライバーを使います。ドライバーは磁石になっていてビスがくっつくので、作業中にビスを落としにくくなっています。これは便利。
▼胸後部にテスト基板用プレートを装着します。第3号の作業はここまで。
▼使わなかった小さな部品やビスは、創刊号付属の特製ビスケースに収納。これなら失くしませんね。
第4号の付属パーツは、頭部用のサーボモーター(ID2)。ダンボールのケースで保護されています。
▼サーボモーターにサーボホーンをはめて、ビスで固定。取り付けの向きに注意しましょう。
これで第4号までの組み立てが完了! ここまで一気に作業しましたが、箱の開封を含めても、合計の所要時間は30分ほど。想像していた以上に簡単で、マガジン掲載の組み立て手順を見ながらやれば、わからないところは特にありませんでした。
公式サイトにはさらに分かりやすい作り方動画が公開されているので、模型の組み立てや機械いじりが苦手な方は、こちらを見ながらやってみてください。
※作り方の動画はこちら
http://atom2020.jp/movie/
ちなみ創刊号~第4号でやっているのは、「サーボモーターの動作を確認するための“チェックスタンド”を作る」という作業です。
チェックスタンドは第7号で完成。完成すると、下の写真のような出来上がりになります。
『週刊 鉄腕アトムを作ろう!』は創刊号は880円、通常号は1,843円ですが、モーターやセンサー、基盤等が付属する号で値段が上がるため、全70号の総額は184,474円(税別)となります。
高性能ではありますが、決して安いロボットではありません。いったいどのような人が買っているのでしょうか?
『週刊 鉄腕アトムを作ろう!』創刊号の購入者クラスタはこちら(日販 WIN+調べ)。
グラフからわかるように、60代の男性がズバ抜けて多いです。
これは「鉄腕アトム」をリアルタイムで見ていた世代。アトムに対する憧れをもっていて、”未来”の象徴だった「鉄腕アトム」が自分の家にやってくるというワクワク感から、思わず手に取った方も多いのではないでしょうか。
ひょっとすると、お孫さんと一緒に作るために購入している方もいるかもしれませんね。
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実際に『週刊 鉄腕アトムを作ろう!』を作ってみた感想としては、箱を開けた時にはただのプラスチックのパーツにしか見えていなかったのに、作業が進むにつれ(第4号では未完成にもかかわらず)アトムができてきた!という実感がわいたことに驚きました。こんな短時間で愛着を持つようになったのは、自分でも意外です。
『週刊 鉄腕アトムを作ろう!』全70号は、完成まで約1年4か月を要します。たったの30分で愛着がわいたのですから、長い時間をかけてATOMを作り、実際に起動させたときの感動は想像以上だと思います。
興味がある方は号数の少ない今のうちに、何号かためておいて一気に作りたい!という方は、買い損ねのないように定期購読を申し込んでおくのがおすすめです。
ⒸTEZUKA PRO/KODANSHA
NTTドコモ「自然対話プラットフォーム」採用
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