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皆さんは『チーズはどこへ消えた?』という本をご存知でしょうか?
『チーズはどこへ消えた?』は、スペンサー・ジョンソン氏によるビジネス書です。IBMやアップル、メルセデス・ベンツといった世界的トップ企業の社員教育に相次いで採用されたことで話題となり、1999年度の「全米ビジネス書ベストセラー」で第1位に輝きました。
2000年には日本語版が発売されて大ヒットし、累計400万部を突破。翌2001年は映画「ハリー・ポッターと賢者の石」の公開や『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』の発売などがあり、“ハリポタ旋風”が吹き荒れましたが、そんな中でも年間ベストセラーで総合第1位を獲得しています(日販調べ「2001年 年間ベストセラー」より)。
日本以外にも世界各国でさまざまな言語に翻訳されており、『チーズはどこへ消えた?』は全世界で1800万人が読んだ“超ベストセラー”となっています。
これが今、再びブームを起こしているのです。
上のグラフは、『チーズはどこへ消えた?』の月別売上冊数の推移を示したものです(2012年以前のデータがとれなかったため、2013年1月からのグラフとなっています)。
超ロングセラー本なので常にある程度は売れていますが、グラフを見ると2016年10月、11月、12月と急激に売上が伸び、そのまま3か月連続で売上水準をキープしています。
2016年9月と12月の売上を比較してみると、なんと10倍以上。一体何があったのでしょうか?