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夢眠:あと私、この「本気でぜーんぶカレースペシャル!」の号がすごく面白いなって思ってて。料理だけじゃなくて、生活まわりもカレーの内容なんですよね。「カレー汚れが落とせる」とかすごく興味あります!
上杉:この号はかなり好評でした。ワンテーマの号を出すようになったのは、最近「オレンジページ」の変わったところですね。
夢眠:レシピだけで終わらないところに「王者としてのプライド」を感じます。ちなみにカレー特集の雑誌って色々ありますけど、「オレンジページ」でも人気のテーマなんですか?
上杉:カレーって定番メニューで皆好きっていうイメージがありますけど、皆さんそれぞれに「お家のカレー」のレシピがあるので、特集となると反応が極端に分かれるんですよね。直球で普通のカレーを紹介しても、「うちにはうちのレシピがあるから……」というふうになっちゃうんです。
夢眠:そうか! カレーに対してそういう前提があったうえで表紙に「カレー汚れ」をわざと出すから、独自性が伝わるんですね。さすがです……。あと「オレンジページ」って、付録がすごく豪華ですよね。ムックとして1,000円で売ってもよさそうなのものが付いてたりして。
上杉:ありがとうございます! 最近「豪華な付録」って当たり前になってきていて、ファッション誌だけじゃなくて生活情報誌にもその波はきているんですよ。
夢眠:これも編集部の方が一から作っているんですか?
上杉:そうなんです。
夢眠:本当にこれだけでも売れそうですけど、でもそれをおまけとして付けてくれる心意気も、読者の心を掴んでいる理由の一つなんでしょうね。
上杉:「付録が良かったので買った」というお便りもいただいているので、意味のあることだと思っています。