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「夢眠書店開店日記」第14話では、雑誌「オレンジページ」の編集部を取材。今回は試作用キッチンから場所を移して、雑誌が作られていく過程を詳しく教えていただきます。貴重な創刊号も見せていただきました!!
今回の対談相手
上杉真由美 株式会社オレンジページ
出版事業本部 オレンジページ編集部 料理・美容担当 アシスタントマネジャー
2008年にオレンジページに入社し、4年間広告営業を経験した後、2012年よりオレンジページ編集部へ異動。お肉と甘いものが好きだからか、肉の特集とバレンタインスイーツの特集をよく担当している。
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上杉真由美(以下、上杉):最後にご案内するのは、サロンです。
夢眠ねむ(以下、夢眠):ここにもキッチンがあるんですね~~。
上杉:ここはイベントスペースで、普段は料理教室などに使用しています。今日は色々な特集の号や、資料を持ってきました。あと私、ねむさんにプレゼントがあって……あんまりきれいにできなかったんですけど。
夢眠:わあ! かわいい~~~!!
夢眠:目は何でできてるんですか?
上杉:海藻でできたペンがあって、それでちょんちょんって目を描いたんですよ。
夢眠:すごーい、おもしろーーい! ありがとうございます!
―今日は創刊号も持ってきていただいています。
上杉:よかったら中をご覧になってください。
夢眠:創刊号は1985年……昭和60年ですか。でもなんか、トレンディですね。
上杉:昭和60年というともう30年以上も前になりますけど、特集が結構攻めてますよね。
夢眠:創刊号はステーキの特集なんですね!! 「お肉」じゃなくてステーキの特集っていうのが変わってる。
上杉:当時は「ごちそうといえばステーキ」という時代だったんでしょうね。あとは、こんな特集もあって……。
夢眠:うわあ! カブトムシ飼ってる!(笑)
上杉:「オレンジページ」って、もともとはダイエーの出版部門なんですよ。いわゆるスーパーのチラシから、単純なチラシではなく「販売している商品を使って何ができるか」というところにまで広げていったのが、「オレンジページ」の始まりなんです。雑誌の名前も、ダイエーのコーポレートカラーがオレンジだったところから来ているんですよ。
夢眠:じゃあ、最初から「主婦の味方」っていう感じだったんですね。
上杉:そうですね。だから「家族が喜ぶもの」を全般的に扱っていて、カブトムシ特集もその一つなんだと思います。
夢眠:だから後ろの方には、子ども用品とかも載ってるんですね。スーパーマーケットで売っているものを使って日々やることといえば「料理」だから、料理のことがたくさん載ってはいるけど。
上杉:あとはやっぱり、表紙が料理だとそそられますよね。それで料理が表紙になることが多かったので「オレンジページ=料理雑誌」というイメージが定着しているのかなと思います。でも実際には「生活情報誌」ということで、生活まわりのお得な情報を、料理に限らず色々と紹介しているんですよ。
夢眠:確かに、お部屋の掃除も、収納のことも載ってますよね。
上杉:年末の目玉特集は「大掃除」ですし。
夢眠:あー! その号いつも買ってます! 読むとやった気になって、一回満足しちゃうんですよね(苦笑)。
上杉:そういう声もよく聞きます(笑)。