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ビジネスパーソンには必須ともいわれる、資格の王道「簿記検定」。資格の学校TACの調査では人気資格ランキング第1位となっており、年齢・性別問わず受験者が多い資格の一つです。
第1位 | 簿記検定 |
第2位 | 社会保険労務士 |
第3位 | 税理士 |
第4位 | 宅地建物取引士 |
第5位 | 中小企業診断士 |
【出典:2015年TAC資料請求数調査(延べ)より(公務員は除く)】
日商簿記検定は一年に3回、6月・11月・2月に行なわれます。第144回日商簿記検定試験の申込受付は9月6日スタート(東京都23区内・横浜市内)。試験日は各級とも11月20日です。
簿記検定は人気資格だけに、テキストもかなり色々なものが出版されています。いざ本屋さんに行ってみても、どれがいいのかよく分からず悩む方は多いはず。
そこで今回は、前回(第143回)の申込登録開始から試験日までの間(3月~6月)に売れた簿記検定のテキストを上位5シリーズご紹介します。
テキストと問題集が一体になっている人気シリーズ。ストーリー仕立てになっているので全体がイメージしやすいのも特徴です。問題は基本と応用に分かれているので、「頭で理解したらまず解いてみる」「応用問題で理解を深める」と段階を踏みながら勉強できます。
過去問と予想問題を収録した、同シリーズの「スッキリとける 過去+予想問題集」もあわせて買われているようです。
60年におよぶ歴史を誇る定番の問題集。「検定簿記ワークブック」と「検定簿記講義」が姉妹書という形で対応しています。
こちらも基本問題がついた「簿記の教科書」と「簿記の問題集」のセットで使いたいシリーズ。
最新を含む過去12回分の過去問題が収録された問題集。本試験で出題される典型的な形式をピックアップして解説した「TAC式出題別攻略テクニック編」は要チェックです。
基礎的な専門用語の説明や、根本的な考え方を分かりやすく解説しているシリーズ。「テキスト&問題集」は基本的な理解のためのものなので、「実戦問題集」とあわせて使うのがおすすめです。
そのほか数字が苦手な方のための『文系女子のための日商簿記入門』や、概念の理解に役立つ『マンガでやさしくわかる日商簿記3級』といったユニークなテキストも観光されています。
日商簿記検定試験の中で、最も受験者数が多いのはやはり3級。それでは、受験者の皆さんはいつ頃から勉強を始めているのでしょうか? 今回のランキングで最も売れていたシリーズの『スッキリわかる日商簿記3級』の売上推移を見てみましょう(日販 オープンネットワークWIN調べ※)。
試験の実施回数が多いことから参考書は一年通して売れていますが、調べてみると年度始まりの4月と実施前月に特に売れています。受験の申込受付が始まるのは試験日の約2か月半前なので、「申し込んでから参考書を買って、1か月半くらいで勉強している」という人が多いようです。
ちなみに簿記検定のテキストは、一般に毎年11月末頃から年度末にかけて改訂されます。まだいつ受験するかを決めていない人は、3月・4月頃に新しいものを買うのがよいかもしれません。
とはいえ受験を予定している方の中には、仕事や学校で日中にはなかなか勉強の時間が取れないという方も多いはず。ぜひお早めに、どの参考書にするか選んでみてくださいね。
※2014年3月発売『スッキリわかる日商簿記3級 第6版』(TAC出版)の売上データを使用しています。
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