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  • 読めば読むほど発想力が育つ!1日1ページずつ読める365個のアイデアをここに凝縮!【総合4.0】

    2023年03月19日
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    1日1アイデア 1分で読めて、悩みの種が片付いていく
    著者:高橋晋平
    発売日:2023年02月
    発行所:KADOKAWA
    価格:2,420円(税込)
    ISBNコード:9784041126752

     

    『1日1アイデア』の要点

    1.なぜスマホの出荷時に画面保護シートが貼られていないのか、考えてみたことはあるだろうか。こうしたちょっとした違和感はアイデアのヒントになる。

    2.「売れるもの」を考えるのに行き詰まったら、「ひとつも売れないもの」を考えてみよう。そのアイデアを磨き込むと、多くの人に受け入れられる商品やサービスになるかもしれない。

    3.アイデアを出したいときは「アイデアしりとり」が便利だ。ひとりでしりとりをした後、しりとりで出てきた言葉をヒントにしてアイデアを出す。

     

    『1日1アイデア』レビュー

    「忘れ物をなくすにはどうすればいいだろう?」から「新規事業の企画を立てなくちゃ」まで、わたしたちの日常には「アイデアを探すシーン」が意外と多いものだ。もしアイデアが出なくて困ったら、本書の出番である。

    著者は「趣味:アイデア」だという高橋晋平氏。「おもちゃクリエーター」「アイデア発想ファシリテーター」という肩書を持ち、「∞プチプチ」をはじめとするヒット商品を数多く世に送り出している。

    本書は、1月1日から12月31日まで、365個のアイデアが1日1ページずつ紹介される楽しい本だ。どれも1分程度でさらっと読めるボリューム感ながら、その内容は含蓄に富んでいる。著者自身、「すべてのアイデアが、そのひとつの話題について1冊の本を書き、数時間かけて詳しいセミナーを実施できるくらい重要な内容です」と述べているほどだ。

    例えば6月12日の項では、著者が開発に携わったスマホ鳩時計「OQTA(オクタ)」が紹介される。登録している人がスマホからボタンを押すと、遠隔で鳩時計を鳴かせることができる商品だ。さて、どんなシーンで使われるか想像できるだろうか?

    答えは「鳩時計を実家に置いておき、別居している子や孫が鳴かせる」だ。離れて暮らす大切な家族に「気にかけているよ」と気軽に伝えられる、すばらしいアイデアである。

    365個の項目はどこから読んでも構わない。自分の誕生日の項を最初に読むのもいいし、日めくりのように使うのも楽しいはずだ。ぜひ時間をかけて365個すべてをじっくり味わい、心をときめかせてほしい。

    『1日1アイデア』のもっと詳しい要約はこちらで公開中! 〉〉

     

    『1日1アイデア』が気になる方におすすめ

    アイデアとかデザインとか
    著者:青木亮作
    発売日:2022年11月
    発行所:翔泳社
    価格:1,980円(税込)
    ISBNコード:9784798175430

     


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