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1.悩みの原因を取り除く必要はない。ネガティブ感情がなくなり、対処法がわかって、物事が少しでも前進すれば十分である。やれることをやれる範囲で1つずつやろう。
2. 悩みを「コントロール軸」「時間軸」「自分軸」の3つで分析すれば、解消のための道筋が見つかる。
3. モヤモヤを言葉にできると、心がスッキリするだけでなく、分析したり、対処法を探したりできる。ネガティブ感情を抱いたら、誰かに相談したり、軽く「ガス抜き」をしたり、紙に書き出したりしてみよう。
「ミスを繰り返し、上司に叱られてばかり」「配偶者とうまくいかない」「老後の資金が不安」……生きている限り悩みは尽きないものだが、貴重な人生をモヤモヤ気分で過ごしているのはもったいない。本書を読んで、悩み解消のための一歩を踏み出そう。
著者は『学びを結果に変える アウトプット大全』『神・時間術』などの大ベストセラーで知られる、精神科医の樺沢紫苑氏。樺沢氏は自身のYouTubeチャンネルにおいて、視聴者から寄せられた4000以上の悩みに答えてきた。その経験から「悩みは3つの軸で分析できる」と気付いたそうだ。3つの軸を使えば、あらゆる悩みの対処法が一瞬で見つかるという。
本書で提案される悩みの対処法は、大きく分けて3つ。「見方を変える」「言語化する」「行動する」だ。特に書名にもある「言語化」に注目してほしい。ネガティブ感情を紙に書き出したり、友人に愚痴をこぼしたりするだけで、悩みは解消に向かうそうだ。誰でも自然とやっていることかもしれないが、本書では「つらい体験は一度だけ話す」など、ちょっと意外なコツも紹介されている。
言葉にすれば「悩み」は消える――。サブタイトルにもある通り、言語化習慣はあなたの人生を変えてくれるかもしれない。モヤモヤした感情を抱え込む前に、本書に救いを求めよう。きっと「言語化の魔力」を実感するはずだ。