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1.人は同じ環境にあっても、本人がどう捉えるかで幸福度は全く異なる。「気にしない人」は、今という時点において問題がなければ問題はない、ムダに悩む必要はないと考えられる人だ。
2.「あんなことを言わなければよかった」と過去の発言を悔やむ人は多いが、相手はあなたの発言など忘れている場合がほとんどだ。
3.「気にしない人」は自分らしさや信念を持っている。他人への思いやりや配慮を忘れさえしなければ、自分軸を貫くことはわがままにはなりえない。
4.「気になる」を解決する上で大切なことは健全な自己愛を育てていくことだ。健全な自己愛を正しく知り、目標としていけば、人生は少しずつラクになっていく。
Twitterフォロワー35万人超え、医師として真摯なアドバイスをしながらも親しみやすいキャラクターで大人気の、精神科医Tomy氏の新作のテーマは「気になる」だ。日常生活には「気になる」が溢れている。あのときあんなこと言わなければ、嫌われていたらどうしよう、もしかしてミスがあったのでは——。そんなふうに「気になる」で頭がいっぱいな人に、「たいていの心配は的外れよ」と独特の口調でアドバイスを送る。「あのときあんなこと言わなければ」という「気になる」には、「相手はあなたの言ったことなんて、ほとんど忘れているものよ」と指摘。自分のことを「アテクシ」と呼ぶ著者のキャラクターはどこか憎めず、耳に痛いアドバイスもつい聞き入れたくなってしまう。
精神科医である著者ならではの生き方のヒントには、「なるほど!」と思わされる内容が満載だ。さまざまなタイプの「気になる」への具体的な対処法を提示するだけでなく、それでも気になってしまったときに自分をケアする方法についても解説されている。
気にしなければいいとわかっていることを気にし、その気持ちに振り回されてしまう人には、特に本書をおすすめしたい。読んでいるだけで気持ちが軽くなっているのを実感できるはずだ。本書とともに、少しずつ「気にしない」練習をはじめよう。