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1.適職とは自分にとっての「理想の人生」を叶える仕事である。仕事を通じてどんな人生を手に入れたいのかを明確にすることが、適職を手にするための第一歩だ。
2.「やりたいこと」とは理想の未来を実現する手段である。自分にとっての理想の未来に近づく手段であれば、どんなこともやりたいことになる。
3.先天的な「資質の強み」(外見、性格)は、意識してプラスの側面に目を向けるとよい。
4.人生で身につけた「後天性の強み」(経験、知識、スキル、実績)は、いくらでも増やしていける。大切なのは、理想の未来から逆算して必要な強みを必要な順番で増やすことだ。
「自分の強みは何か」「仕事を通して何を成し遂げたいか」。就職活動の際に何度となく自己分析をおこなったことだろう。しかし、いざ社会に出たのに強みも向いている仕事もわからない。このような状況の人は多いのではないだろうか。
それもそのはず。就活の自己分析の多くは、「本当の自分を知る」ためのものではなく、「会社に求められる人材」を演じるための対策であるからだ。しかし長い仕事人生において、自身の本質がわかっていなければ、早晩また「やりたいこと迷子」になってしまうだろう。そこから抜け出し、自分を知るのにピッタリの一冊が本書だ。
著者の土谷愛氏は、これまで7000名以上の人に「本当の強みに気づく自己分析メソッド」を伝えてきた強み発掘コンサルタントである。土谷氏は、適職探しの第一歩は自分にとっての理想の人生を明確にすることだという。理想の人生を実現させる手段が「やりたいこと」であり、その手段となる仕事が「適職」であり、そのために有用な自身の特徴が「強み」になるのである。
本書では「適職クエスト」という7日間のゲームを通じて、「自分の強み」「やりたいこと」「適職を手に入れるための具体的なプラン」を導き出していく。ゲーム感覚で理想の未来を描くプロセスは思いのほか楽しい。ワークを進めるうちに、自分の意外な望みや特性にも出合えるはずだ。心から望む未来を叶えるために、自分と対話し、自分だけの適職の地図を描いてみてはいかがだろうか。