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  • 「価格」よりも「価値」を大切にするモノづくりとサービスへと導く『「価格上昇」時代のマーケティング』【総合3.8】

    2022年11月19日
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    「価格上昇」時代のマーケティング
    著者:小阪裕司
    発売日:2022年09月
    発行所:PHP研究所
    価格:1,023円(税込)
    ISBNコード:9784569852737

     

    『「価格上昇」時代のマーケティング』の要点

    1.価格上昇時代を生き残るには、まず「値上げは悪」という固定観念から解き放たれることだ。

    2.値付けは、原価や仕入れ値にとらわれずに顧客の心の中の比較対象から考えること。そして何度か試して収益最大化ポイントを見つけ出そう。

    3.値上げをする時は、その理由をはっきりと伝えること。提供する商品やサービスに、楽しさと体験を加えていくことで、高い価格を喜んで払ってもらえるようにするのが値上げの作法だ。

    4.マスターとして新しい世界を示すことができれば、値段を気にせず、顧客に愛され、喜ばれるビジネスを営んでいけるだろう。

     

    『「価格上昇」時代のマーケティング』レビュー

    物価高が止まらない。消費者としても深刻な問題だが、「コストを下げろ」の大号令に「これ以上は無理」と頭を痛めている人も多いことだろう。「利益確保のためには、もはや値上げはやむを得ない。だが、顧客離れにつながりかねない」。多くのビジネスパーソンが、そう考えているのではないだろうか。

    そんな価格上昇時代に「値上げをしてもむしろ顧客を増やせるマーケティング手法」を説くのが本書である。著者は「感性と行動の科学」をもとにしたビジネス理論と実践手法を研究・開発し、全国に広め続けている小阪裕司氏。主宰する「ワクワク系マーケティング実践会」の多くの会員企業は、この価格上昇局面でも売上を伸ばし、顧客を増やしているという。

    本書には、著者が得たそうした実例がいくつも紹介されているのだから、説得力がないわけがない。「顧客は何にお金を払うのか」、「そもそも値付けはどのようにすべきなのか」、そして「どうすれば、うまく値上げができるのか」という「価格上昇時代のマーケティング」の要諦が、具体的な事例とともに綴られる。

    「我慢するビジネス」から、「良いものを提供し、適正な価格をいただくビジネス」への回帰。そこに通底する「お客さんにとって入れ替えのきかない、自分の存在意義」を問う著者の主張は、正鵠を射たものだ。「価格」から逃れられないすべてのビジネスパーソンが読むべき一冊である。

    『「価格上昇」時代のマーケティング』のもっと詳しい要約はこちらで公開中! 〉〉

     

    『「価格上昇」時代のマーケティング』が気になる方におすすめ

    世界のマーケターは、いま何を考えているのか?
    著者:廣田周作
    発売日:2021年12月
    発行所:クロスメディア・パブリッシング
    価格:1,848円(税込)
    ISBNコード:9784295406242

     


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