• fluct

  • 夢眠書店開店日記 第13話:夢眠書店の本もここから届く!本の流通センターに潜入①

    2016年08月06日
    知る・学ぶ
    アイドルBOOKS
    Pocket

    関野:王子営業所の設立以降も、送る本の量が増えるにしたがって施設を増やしています。今私たちがいるところは、一番新しい4号館です。同じ敷地内にあるので1号館もここから見えますが、1998年に一度全体をリニューアルしたので、当時そのままの建物ではないです。ちなみに4号館が作られたのは、2007年ですね。

    夢眠:出版される本が増えると、在庫の量も増えるし、一つひとつの工程に必要なスペースも広くなきゃいけないですもんね。

    関野:あとは、配達先の多様化というのもありますね。先ほど紹介したコンビニエンスストア向けの発送を行なう「CVS営業所」は1991年、雑誌の発送を行なう「ねりま流通センター」は1996年、ネット書店などへの発送を行なう「web-Bookセンター」は2000年に開設されています。

     

    在庫スペースには、こんなにたくさん本がある!

    ほんのひきだし-王子_234sc

    夢眠:先ほど仕分け・出荷している本の量を伺ったんですけど、書籍の在庫は、王子流通センターに全国の分が集まっているんですか?

    関野:書籍の在庫はweb-Bookセンターにもあります。そこはネット書店向けの物流センターなので、売れ筋の商品に絞って大量に確保しておくのではなく、頻繁には売れない商品でもなるべく多くの種類を在庫しておくことが必要なんですよ。

    夢眠:そうか! 確かにそうですね。

    関野:なので、王子流通センターの在庫が10万タイトル・600万冊なのに対して、web-Bookセンターは60万タイトル・250万冊の商品を在庫しています。

    夢眠:すごい、膨大……! 先ほど在庫のエリアを見せていただいて、「もしここで働くとしたら、本が好きだと辛いかも」って思いました。「あっ、こんな本もある!」って、仕事そっちのけになりそうで(笑)。

    関野:作業に関しては、確かにそうかもしれないですね(笑)。

    夢眠:これだけあっても、世の中で流通している本全部ではないんですよね?

    市原:そうですね。王子流通センターでは、一週間あたりにこれくらい売れているものを在庫しようという、一定のラインは設けてあります。特に注文品については、取次に在庫があるかないかで、書店に届く日数が変わってしまうんです。

    夢眠:大変そう~! 本がこんなにあって、書店さんからもたくさん注文がきて、出版社さんからもたくさん本が搬入されて……。

    ほんのひきだし-王子_145sc

    関野:ただ、物流部門ですべてやっているわけではないですよ。新刊に関しては仕入部門が部数を決めていますし、私たちが注文品の在庫量を決めるのにも、色んな人の力を借りています。

    夢眠:「せっかく仕入れたけど、売れなかった。さようなら……」みたいなこともあるんですか?

    関野:そういうことが無いように、過去に発売された本の売れ行き、書店の売れ行きのデータをとって、仕入れの精度を上げる努力をしています。売れない本が届くと、返品にも繋がりますからね。


    想像以上にとんでもない量の本に圧倒されたねむちゃん。これを全国の書店に仕分けて届けるのは大変そうですが、これらはすべて機械化されているのでしょうか? 次回もお楽しみに。

    次の「夢眠書店開店日記」を読む ▶

    1 2
    タグ
    Pocket

  • GoogleAd:SP記事下

  • GoogleAd:007

  • ページの先頭に戻る