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  • 日本人が間違いやすいカタカナ英語の使い分けもスルッと身につく、『くらべて覚える英単語』シリーズ第2弾!

    2022年08月25日
    知る・学ぶ
    青春出版社 プロモーション担当 小澤
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    英語学習において日本人が意外とつまずきやすいポイントの一つとして、名詞があります。学生時代に、たとえば同じ「休憩」を表す“break”と“rest”、「お店」を表す“shop”と“store”の使い分けに迷ったことはありませんか?

    迷ったときに日常的に使い慣れているカタカナ英語を選んでしまうと、意味が違ってきてしまうことも……。

    そんな、意外と厄介な英語の名詞を学習する際に、強力な味方になってくれる「くらべて覚える英単語」シリーズの最新刊『語源×図解 もっとくらべて覚える英単語 名詞』が絶賛発売中です。「語源」と「図解」をそれぞれ見くらべることで、ネイティブ的な感覚を身につけることができます。

    もっとくらべて覚える英単語 名詞
    著者:清水建二
    発売日:2022年05月
    発行所:青春出版社
    価格:1,210円(税込)
    ISBNコード:9784413046503

    本書は、シリーズ累計100万部を突破した『英単語の語源図鑑』(かんき出版)の著者である清水建二さんが、週刊英和新聞「朝日ウイークリー」で連載しているコラムを一冊の新書にまとめたものです。

    この記事では「家の電話番号」や「会社へ行く」など一般的にも使いがちな名詞である、「家」「会社」についていくつか紹介します。

     

    「家の電話番号をおしえて」――このときの家はどっち? Can you tell me your(home / house)number?

    homeは普段住んでいる場所、つまり「自宅」のことです。食事をしたりテレビを見たり睡眠を取ったりするように何らかの活動をする所で、心が休まる快適な場所をイメージさせ、そこから「家庭」の意味が生まれます。

    戸建てでもアパートでも自分が住んでいる所がhomeなので、キャンピングカーで生活をする人であれば、そこがhomeとなります。単なる建物ではなく「家庭」という抽象性が高いため、at home(家で)のように、冠詞をつけずに名詞として使うことができます。

     

    houseは「外界から自分を隠すもの」が語源で、ドア、窓、柱、屋根、壁などの構成物の集合体としての「家」、つまり「建築物としての場所」です。基本的には「戸建て」で、そこに暮らしている人がいてもいなくてもよく、homeが持つ活動や温かさは感じられません。

    「幸せな家庭」はa happy homeで、a happy houseとは言いません。また、「彼は在宅中です」をHe is in the house.と表現すると、外にいるのではなく家の中にいることを強調する感じになるので、He is at home.が自然です。

    さて、ここで「家の電話番号」についてです。

    電話番号の場合は自分の住んでいる場所、つまり「自宅」の電話と考えます。そのためhome numberが適しています。
    一見正しそうなhouse numberは「一軒一軒の家屋につけられた番号」となるので、通りの名前と組み合わせて「住所」となるのです。

     

    そのほかの「家、住居」を示す名詞

    placeは「場所」が第一義ですが、Come to my place tomorrow.(明日私の家に来て)やHe has a nice place in the country.(彼は田舎に素敵な家を持っている)のように使うことができます。持ち家でも賃貸のアパートでも家の形や形式に関係なく使えるので、とても便利な単語です。

    residenceは「reside(居住する)+ence(名詞語尾)」から成り、houseやhomeの格式ばった語です。「大統領公邸(the official residence of the president)」のように、大きな「住宅」や「邸宅」のことです。

     

    「会社に行く」――このときgo to companyといわないのはなぜ? 語源から見た「仕事」の使い分け

    officeの語源は「of(仕事)+fice(する)」で、「仕事をすること」が原義です。「会社」や「事務所」の意味では物理的なもの、つまり建物をイメージするので、「会社に行く」はgo to the officeです。She has already left the office.なら「彼女はすでに会社を出て帰宅した」ことになります。無冠詞で、She has already left office.とすると「彼女はすでに退職しました」の意味になります。このofficeは「職務」のことです。「本社」はthe main office、「支社」はa branch officeです。

    「仕事」を表す語根のofは印欧祖語で「仕事」のopに由来し、歌劇のオペラ(opera)は苦労して作った作品です。同様に、operateは「働く、手術する」で、名詞形のoperationは「作業、事業、手術」、cooperateは「co(共に)+operate(働く)」から「協力する」、名詞形のcooperationは「協力、協同」、「生協」のco·opはcooperative societyの略称です。

     

    companyの語源は「com(共に)+pan(パン)+y(名詞語尾)」で、「パンを一緒に食べる人たち」が原義です。「会社」の意味では、場所ではなく仕事上の目的で一緒に働いている人々の集団に焦点が当てられるので、「会社に行く」という意味で、go to the companyという表現はできません。「会社」の意味のほかに「仲間(companion)」や特定の目的を持った人たちの「集まり、一行」や「劇団」などの意味があります。

    語根のpan(パン)は印欧祖語で、「エサを与える」という意味のpaに由来します。pastorは羊にエサを与える人から「牧師」、pastureはエサを与える場所から「牧草地」、pantryはエサのある場所から「食料室」、イタリア料理の前菜の「アンティパスト(antipasto)」は「エサの前」が原義です。また、companyに「~の方へ」という接頭辞をつけたaccompanyは「(仲間に)同行する」です。

     

    firmの語源はラテン語で「かたい、しっかりした」という意味のfirmusに由来します。主に、a law firm(法律事務所)のように、法律や金融など、専門的な助言やサービスを提供する小規模な会社です。語根のfirmを持つ単語には、affirmは「af(~の方へ)+firm(かたい)」から「確信する」、confirmは「con(完全に)+firm(かたい)」から「確認する」ですが、「農場」の「ファーム(farm)」も、「かたい契約」、つまり、小作人が地主にしっかりと支払う地代に由来します。

     

    corporationの語源は「corpo(体)+ate(動詞語尾)+ion(名詞語尾)」で、「体になったもの」が原義です。多くの部門を持つような「大企業」や「大会社、法人」などに用いられます。法人として法的な権利と義務を有するもののことです。語根のcorpoはラテン語で「体」の意味で、corpseは「死体」、corpsは「軍団、部隊」、corporal punishmentなら「体罰」です。

     

    学び直しにも最適! もう一度チャレンジしてみたい人にオススメの一冊

    本書には、初級から中級までの間違いやすい名詞260単語が収録されています。それぞれの語源と図解を見くらべるだけで、これまでの学習法よりももっとスムーズに、もっとネイティブ感覚で理解できるようになります。

    前作の動詞編(『語源×図解 くらべて覚える英単語』)と合わせ、これから英語を楽しく学びたい人、または、もう一度英語にチャレンジしてみたい人にオススメの一冊です。

    くらべて覚える英単語
    著者:清水建二
    発売日:2021年05月
    発行所:青春出版社
    価格:1,210円(税込)
    ISBNコード:9784413046206

     




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