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1.お金は自分らしい充実した人生を実現させる「暮らしの道具」である。
2.お金には、稼ぐ、納める、貯める、使う、備える、増やす、という6つの機能がある。
3.お金においてもPDCAサイクルは有効である。お金のPDCAサイクルとは、「ライフプランを立てる・見直す」こと、「働いて稼ぐ、使う、貯める」こと、「計画的に貯まっているか」確認すること、「無駄な支出を減らすなどの対策」を指す。
4.理想的な貯蓄の配分は手取りの収入の20%である。
5.まず緊急用として3〜6カ月分の生活費を貯蓄しておき、余裕資金などを投資に回す。
4月〜6月の残業が少ないと社会保険料が安くなる。本人と家族の分を合計して10万円以上の医療費がかかった場合、10万円を超える部分は確定申告で控除できる。
このようなお金に関する知識は学校で習わないので、特に若手の人だと知らないかもしれない。社会人として経験を重ねるうちに自然と情報を得られることもあるが、お金の知識は若いうちに身に付けていた方が断然に得である。投資も、早くから始めるに越したことはない。
本書は金融教育のプロが、節約・貯蓄・投資の前に知っておきたいお金の基本を解説した一冊である。本書を読むことで、お金に関する基本的な知識だけでなく、自身のライフプランに即してお金とどう向き合っていくべきかを学ぶことができる。
忙しく働いていると、お金について考えることはついつい後回しになってしまうかもしれないが、就職、結婚、出産・子育て、住宅購入、老後といった人生の節目において、お金はどこにでもついてまわる。充実した人生を過ごすためにはお金への理解は不可欠である。
本書は、貯蓄ができないと悩んでいる方や若手の方が一度は読んでおきたい一冊である。すでに貯蓄などをしている人であっても、確認のために触れておいて決して損はない。お金の基本を手に、自由の羽を手に入れる一歩を歩み出していただきたい。