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  • 足りない、長い、あっという間etc. 「時間」との付き合い方を知り、人生を豊かにするヒント【総合3.7】

    2022年05月07日
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    時短・効率化の前に今さら聞けない時間の超基本
    著者:二間瀬敏史
    発売日:2021年12月
    発行所:朝日新聞出版
    価格:1,430円(税込)
    ISBNコード:9784023340541

     

    『今さら聞けない時間の超基本』の要点

    1.仕事における理想的な時間配分は、「3:3:4」=「今やるべきことの時間:人と関わる時間:未来のための時間」である。

    2.暮らしの充実度は「楽しいことに時間をかけて、苦手なことを短時間で効率よく進める」ことでアップする。まずは家事タスクを書き出して、「好き」と「好きではない」に分類してみよう。

    3.理想の人生を実現するために必要なのは、「短い時間の継続」を意識することだ。

     

    『今さら聞けない時間の超基本』レビュー

    同じ1時間でも、退屈な会議に参加している1時間と趣味に熱中している1時間では、明らかに体感時間が異なるだろう。時間は等しく流れているはずなのに、どうしてこうも感じ方が違うのか。不思議である。

    本書によると、「時間」については、古代ギリシアの哲学者・アリストテレス以降、多くの賢人たちがさまざまな概念を提唱してきた。もっとも有名なのはアインシュタインだろう。アインシュタインは「一般相対性理論」でそれまでの時間の概念に大変革をもたらし、世界中を驚かせたそうだ。

    本書は「時間」について、多方面から考えさせてくれる一冊である。テーマは、一般相対性理論や「もしもタイムマシンがあったら」といった「時間の秘密」から、「仕事と時間術」、「生活と時間の話」、「人生と時間」と続き、時間に対する包括的な理解を深めながら、より良く生きるための「時間との付き合い方」が学べるようになっている。スタイリッシュなイラストつきで、楽しく読み進められるのもありがたい。

    要約は「仕事と時間術」のチャプターを中心に構成した。働き方が多様化する中、時間管理はすべてのビジネスパーソンにとって不可避の課題だろう。本書では、会社員の時間術、フリーランスの時間術、そしてリモートワークにおける時間術と、さまざまなノウハウが紹介されている。昨今話題の「朝活」にも触れられており、つい寝坊してしまったときのための、ギルトフリーなプランづくりも必読だ。

    もしあなたがタイムマネジメントに関心を持っているなら、本書は最初の一冊にうってつけである。楽しみながら、有意義な時間の過ごし方を学べるだろう。

    今さら聞けない時間の超基本』のもっと詳しい要約はこちらで公開中! 〉〉

     

    『今さら聞けない時間の超基本』が気になる方におすすめ

    今さら聞けないお金の超基本
    著者:泉美智子 坂本綾子
    発売日:2018年08月
    発行所:朝日新聞出版
    価格:1,320円(税込)
    ISBNコード:9784023332201

     




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