• fluct

  • 弱った心に寄り添うサヘル・ローズさんの「言葉の花束」 自分を前向きに育てるための14のメッセージ【総合3.5】

    2022年04月09日
    知る・学ぶ
    本の要約サイト flier(フライヤー)
    Pocket

    言葉の花束 困難を乗り切るための“自分育て”
    著者:サヘル・ローズ
    発売日:2022年01月
    発行所:講談社
    価格:1,430円(税込)
    ISBNコード:9784065266366

     

    『言葉の花束』の要点

    1.言葉は人類の発展・文化の相棒だ。大好きな人と人の気持ちをつなげるのも言葉の使命であり、言葉の良さだ。しかし、言葉が人を追い詰めることもある。

    2.著者は中学時代、イジメに遭って自殺を考えた。「死にたい」と母に打ち明けたとき、「いいよ。でも一緒に連れて行って」という言葉に救われた。

    3.著者は、「憎む感情を捨てなさい」「言いたい人には言わせなさい」という母の言葉を大事にしている。

     

    『言葉の花束』レビュー

    本書の著者は、テレビやネット、舞台など多方面で活躍する俳優サヘル・ローズさん。俳優業の傍ら、難民キャンプへ赴き、現地の子どもたちと交流し、その様子を自らSNSで伝えるなど、情報発信にも積極的に取り組む。一方、SNSを通じて彼女に攻撃的なメッセージが届き、悲嘆に暮れることも少なくないという。「言葉は人と人とをつなぐのが使命。それなのに、ひどく相手を深く傷つけてしまうこともある」と言葉の暴力が絶えない昨今の時世を憂いている。

    そんな著者の生い立ち、半生は波乱万丈だ。イランの孤児院から引き取られ、その後、ホームレス生活やイジメなどを経てきたつらい過去を、本書は赤裸々に明かしている。自身の体験が、今悩んでいる人の役に立つならと思い立ち、筆を執った。

    彼女が出会ってきた大切な人たち、その人たちから受け取った愛溢れる言葉を束ね、ブーケ、「言葉の花束」として綴った。本書は、孤児院にいた著者を引き取り、これまで育ててくれた母・フローラさんへの感謝状でもあるという。

    「サヘル・ローズ」はペルシア語で「砂浜に咲くバラ」を意味する。本書を読めば、凛と生きる著者の姿勢から、熱くたぎる何かを感じるだろう。笑顔を振りまき、周囲を明るくさせる著者の魅力がぎゅっと詰まった一冊だ。

    言葉の花束』のもっと詳しい要約はこちらで公開中! 〉〉

     

    『言葉の花束』が気になる方におすすめ

    世界を平和にするためのささやかな提案
    著者:池澤春菜 伊勢崎賢治 上坂すみれ 加古里子 香山リカ 木村草太 黒柳徹子 小島慶子(タレント) 最果タヒ
    発売日:2015年05月
    発行所:河出書房新社
    価格:1,320円(税込)
    ISBNコード:9784309616940

     




    Pocket

  • GoogleAd:SP記事下

  • GoogleAd:007

  • ページの先頭に戻る