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  • 山中伸弥×藤井聡太 失敗や負けから何を学ぶか?「限界を決めない」挑戦を続ける二人の生き方・考え方【総合3.8】

    2022年03月12日
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    挑戦 常識のブレーキをはずせ
    著者:藤井聡太 山中伸弥
    発売日:2021年12月
    発行所:講談社
    価格:1,540円(税込)
    ISBNコード:9784065269145

     

    『挑戦 常識のブレーキをはずせ』の要点

    1.新型コロナウイルスのワクチン開発に関し、欧米は専門外の研究者が自身の研究を活かせないかと考える柔軟性があったと、山中氏は言う。日本の研究者はフレキシブルな思考に欠け、ワクチン開発に遅れを取った面もあるだろうと指摘する。

    2.負けた対戦や、失敗した研究をどう次に活かすか、負けから何を学べるか。それが成功を生むカギになる。

    3.将棋も科学や医学も、AIの活用は必須だ。人がAIに使われるのではなく、AIを使いこなし、決定は人が行う。それが人間社会の幸せにつながる。

     

    『挑戦 常識のブレーキをはずせ』レビュー

    どんな業界であっても、その世界の第一人者の話は面白い。まして、本書は天才二人の対談をまとめたものだから間違いない。

    将棋界の最年少記録を幾度も塗り替えた天才、藤井聡太氏。iPS細胞を発見し、その技術を独占せずに少しでも多くの患者に届けようと行動するノーベル賞受賞者、山中伸弥氏。二人の年齢は40歳離れているが、それを感じさせない小気味よい二人の掛け合いは、藤井氏がすごいのか、それとも山中氏の人柄ゆえか。

    専門分野が異なる二人の話は、意外なほど通じるところがあるし、当然違うところもある。例えば、棋士の実力のピークは20代半ば、研究者の発想力や柔軟性のピークも20歳頃がピークだという。しかし、研究者はそこに経験値や判断力が加わり、総合して40歳がピークになるが、将棋は常に局面が変わるため過去の経験はあまり役に立たないと言う。

    二人の意見が共通し、本書内でも多く語られているのがAIの活用だ。将棋界ではAIを使った研究や新たな戦法の評価が活発になっている。科学や医療の世界でも、ビッグデータの活用などでAIは欠かせない存在だ。AIを上手に操り、人とAIが共存していけるようになるだろうという点で、両者の考えは一致している。

    コロナ禍で暗い話題が多い中、藤井氏の快進撃は日本を明るくしてくれた。山中氏は最先端の研究を続け、苦しむ多くの人を救おうと力を尽くしている。果敢に攻め、挑戦を続ける二人の対談録、ぜひ幅広い層の方々に読んでいただきたい。

    挑戦 常識のブレーキをはずせ』のもっと詳しい要約はこちらで公開中! 〉〉

     

    『挑戦 常識のブレーキをはずせ』が気になる方におすすめ

    考えて、考えて、考える
    著者:丹羽宇一郎 藤井聡太
    発売日:2021年08月
    発行所:講談社
    価格:1,540円(税込)
    ISBNコード:9784065250402

     

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