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1.睡眠の良し悪しを決めるのは「深睡眠(徐波睡眠)」である。ぐっすり眠り、翌日に疲れを残さないためには、入眠4時間以内に2回以上の深睡眠をとることがカギとなる。
2.深睡眠をとるには「ぐっすりストレッチ」が効果的だ。「ぐっすりストレッチ」は、入浴時、ふとんに入る前、ふとんに入った後に、それぞれ1分間かけて行う。
3.良質な睡眠は、三大疾患や生活習慣病の予防、肌状態の改善、内臓脂肪のつきにくい体づくりに効果を発揮するとされている。
気持ちよく、効率よく働くために、できるだけ長く睡眠をとろうと心がけているビジネスパーソンは多いだろう。だが、たっぷり寝ても疲れがとれないなど「睡眠の質」に問題を抱えている人もいるかもしれない。睡眠の質を上げるにはどうすればいいのだろうか。
睡眠の専門家である著者によると、睡眠の質は「深睡眠(徐波睡眠)」によって決まるそうだ。眠っているとき、浅い眠りのレム睡眠と深い眠りのノンレム睡眠が90〜120分ごとに繰り返されている。深睡眠はノンレム睡眠の一つであり、寝入りから4時間以内にもっとも頻繁に訪れる。この間に、脳内では疲労物質の除去や体の機能の回復、成長ホルモンの分泌などが盛んに行われているという。翌日に疲れを持ち越さず、最高のパフォーマンスを上げられる状態になるには、深睡眠を確保することが重要なのだ。
深睡眠にすばやくたどり着くために編み出されたのが、本書で紹介される「ぐっすりストレッチ」だ。のべ1万人以上の患者を診てきた著者が考案した、簡単なストレッチである。
これまでさまざまな「快眠メソッド」を試しては挫折してきた人も多いだろうが、この「ぐっすりストレッチ」はとにかく手軽で簡単。何よりストレッチ後の気持ちよさは格別だ。本要約にも「ぐっすりストレッチ」のやり方を掲載しているので、ぜひ今晩から試してみてほしい。毎晩のルーティンに加えることで、その効果を実感できるはずだ。