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1.鞄の整理は、コンディションを整える第一歩である。鞄の中に入れたはずのモノが見当たらないといったささいな焦りによって交感神経が跳ね上がり、そのあとの仕事のパフォーマンスに影響するからだ。
2.リモートワークの合間に、5分程度の「体育の時間」を設けよう。おすすめは「ひとつだけストレッチ」と「ゆっくりと10回だけスクワット」だ。
3.「30分間ひとりでゆっくりする→一日を振り返る時間をとる→日記をつける→明日の流れをざっとシミュレーションする→感謝する」の5つのステップを習慣化すれば、人生はより良いものになっていくだろう。
リモートワークの導入や外出自粛によって、それまで築いてきた生活のリズムがすっかり崩れてしまい、気持ちがどんよりしている。2022年は生活習慣や気持ちを立て直したい――本書はそんな方におすすめしたい一冊だ。
著者は順天堂大学医学部教授の小林弘幸氏。『医者が考案した「長生きみそ汁」』などの著書で知られる、自律神経研究の第一人者だ。本書ではそんな著者が、自律神経を整え、仕事のパフォーマンスを発揮したり、モヤモヤした気持ちをやわらげたりする習慣を教えてくれる。
自律神経を整えるというと難しく聞こえるかもしれないが、ご安心を。持ち物を最適化する、1か月間に生じたストレスを書き出してみる、1日1枚写真を撮る……本書で紹介される習慣は、今日から取り入れられるものばかりだ。
著者によると、「自律神経を整える」とは「交感神経と副交感神経をバランスよく、高い状態にすること」。これがコンディショニング、つまり「持っている力を発揮するために状態を整える」ことにつながるのだという。
いくら能力ややる気があっても、コンディショニングが万全でなければ、100%のパフォーマンスを発揮するのは難しいものだ。あなたも、持てる力をフルに使い、気持ちよく毎日を送るために、自律神経の力を借りてみてはいかがだろうか。本書には108の習慣が掲載されているので、1日1個ずつ、今日から3か月ほどかけて試してみるのも楽しいかもしれない。