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1.会話においては、相手の話をよく聞き、相手の聞きたい話をすることが重要だ。話し上手な人は「話す」ことより「聞く」ことに重点を置いている。
2.わかりやすく伝えるためには、話す順番を意識しよう。結論から話すと、聞き手の理解度が高まる。同様に、「数字」「固有名詞」「体験談」を盛り込むのも効果的である。
3.「もっと話したい」と思われるためには、話す内容だけでなく、表情に気を配るとよい。笑顔で話すために、「言葉の最後に無言の(イ)をつけて話す」を試してみよう。
4.会話力は先天的なものではなく、練習によって伸ばすことができる。
読書をしていると「これは、あの本にも書かれていたな」ということがある。あるテーマの関連本を何冊か読むと、著者同士はつながりがなくとも、似たような内容が書かれているのは珍しいことではない。複数の本で触れられていることは、そのテーマにおける「重要事項」であることに違いないだろう。
本書は「話し方」「伝え方」のテクニックを1冊にまとめた、究極の話し方本である。著者たちは、ビジネス会話、雑談、プレゼンテーションなど、「口頭・対面のコミュニケーション」をテーマにした名著100冊を丹念に読み込み、「共通のノウハウ」を洗い出した。その結果を40項目にまとめ、掲載冊数の多いものからランキング形式で紹介したのが本書である。堂々の1位に輝いた「会話は『相手』を中心に」は、なんと100冊中70冊で言及されていたというから驚きだ。
世の中に話し方の本は数多く出版されているが、「どれから読めばいいだろう」と迷ったら、まず本書を手に取ってほしい。必ずや求めているノウハウが見つかるだろう。また、参考書籍の紹介も随所に散りばめられているため、「次に読みたい本」を探すにあたっても大いに参考になるはずだ。ぜひ大ヒットした前著『「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。』とあわせてお読みいただければと思う。
文章術の本100冊に共通するポイントは?実践スキルが身につく「大事な順」ベスト40【総合3.7】