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  • 森博嗣さんの戦略的「諦め」論。本気で叶えたい夢に近づく“取捨選択”の思考法とは?【総合3.7】

    2021年12月04日
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    諦めの価値
    著者:森博嗣
    発売日:2021年08月
    発行所:朝日新聞出版
    価格:979円(税込)
    ISBNコード:9784022951366

     

    『諦めの価値』の要点

    1.諦めることは目的達成や夢の実現のための手段や方法を取捨選択することだ。

    2.夢を実現する努力ができる人とただ憧れるだけの人の差は、夢の実現に対する思いの強さだ。思いが強い人は自ら具体的な行動を起こすからだ。

    3.諦めが価値を持つのは、簡単には諦められないほどの取り組みをしているときだ。犠牲が伴うことがわかっていても、時間や労力を注ぎ込んだものを諦めなければならないときがある。そうした諦めは、未来で成功する確率を高める土壌となり、けっして無駄にはならない。

     

    『諦めの価値』レビュー

    「諦めなければ夢は叶う」。よく聞く言葉であるし、著者もこれには同意だという。しかし、本書はそのうえで、夢の実現のためには「諦めが必要だ」ともいう。「諦める」という言葉にはネガティブなイメージがつきまとうが、本書の「諦める」は、夢の実現や目的達成のための現実的な戦略だ。

    著者の主張はシンプルだ。夢をかなえるためには、考え、行動しなければならない。「考える」とは、現状を分析し、目的を吟味し、目的達成のための手段や方法を選ぶことである。その過程で、今までやってきた方法をやめたり、考えていた選択肢のいくつかを捨てたりすることになる。これが「諦める」ということだ。

    労力を注ぎ込んだものを諦めざるを得ないとき、しかも、それで目標達成ができないとなると、そこで夢は終わってしまうような気分になる。しかし、考えたことは無駄にはならない。その諦めが未来の成功につながることをもまた、著者は教えてくれる。

    要約者も、こうしたい、ああなればいい、という夢はあるが、実現できていないものも多々ある。本書を読み、自分を振り返ってみると、夢に対して強い思い入れがなく、「実現できたらいいな」程度の憧れにとどまっていて行動していないことに改めて気づかされた。

    自分の人生はこのままでよいのか。そんなふうに漠然ともやもやしているときには、自分の本当の目的はなんなのか、その目的を本気で達成したいのかと、自分に問い直す時間が必要だ。一歩前に進みたいとき、ちょっと背中を押してもらいたいとき、おすすめの一冊だ。

    諦めの価値』のもっと詳しい要約はこちらで公開中! 〉〉

     

    『諦めの価値』が気になる方におすすめ

    勉強の価値
    著者:森博嗣
    発売日:2020年11月
    発行所:幻冬舎
    価格:946円(税込)
    ISBNコード:9784344986091

     




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