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  • 500年変わらない「商売の本質」とは?中世イタリア商人の書に学ぶ“15の黄金則”【総合3.8】

    2021年10月16日
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    世界初のビジネス書
    著者:アレッサンドロ・ヴァグナー 伊藤博明
    発売日:2021年07月
    発行所:すばる舎
    価格:1,980円(税込)
    ISBNコード:9784799109632

     

    『世界初のビジネス書』の要点

    1.コトルリは『商売術の書』で、商売と商人のレゾンデートル(存在理由)を示し、あるべき理想と、そのための指針を15の黄金則として提示した。

    2.大胆かつ賢明に努め、困難と苦悩に耐える。長く生き続けて、一度に少しだけ儲けることが肝要だ。

    3.質を追求し、会計と金融を理解し活用すること、そして儲け過ぎず契約を守ることが大事だ。

    4.平穏、堅固、誠実な性格であるべきだ。逆境においても振る舞いを自制するようにしたい。

     

    『世界初のビジネス書』レビュー

    ベネデット・コトルリ――ほとんど知られていないイタリア商人の名前である。しかし、14世紀半ばにペスト(黒死病)がヨーロッパで猛威をふるい、ルネサンス、大航海時代へと続くイタリア・地中海世界にあって、彼こそ外交官、財務総監、造幣局長まで務めた「ビジネスパーソンの父」とも呼ぶべき人物である。

    現代の私たちには想像が難しいが、中世のキリスト教社会では、聖職者・封建領主・軍人の地位と比べて商人の地位は圧倒的に低かった。だがコトルリは、商売こそが人間の生活にとって有益で必要不可欠なもので、人類の発展を支える唯一の手段でもあると主張する。同時に、商人にはリベラルアーツを学べと呼びかけるのだ。

    そんなコトルリが書いた『商売術の書』は、複式簿記について世界で最初に記述した画期的な書物として近年脚光を浴びるようになった。そこから現代のビジネスパーソンにより響くポイントを選び抜いて編集したのが本書だ。会計やビジネススキルについての記述にとどまらず、「商売(ビジネス)とは何か?」「商人とはいかにあるべきか?」「儲けるとはどういうことか?」「どんな心をもつべきか?」など深い洞察に満ちた本になっている。

    賢く、そして誠実に働けば、名誉と富を得られると説いたコトルリ。そんな彼のメッセージは、コロナ禍に生きる現代の私たちにこそ響くものがある。彼の15の黄金則を読みやすくまとめた本書から、ビジネスの本質を学んでみてはいかがだろうか。

    世界初のビジネス書』のもっと詳しい要約はこちらで公開中! 〉〉

     

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    人を動かす 新装版
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    発売日:1999年10月
    発行所:創元社
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