• fluct

  • 世界が注目!オードリー・タンが語る、「誰も置き去りにしない」社会をつくるデジタル技術の未来【総合4.3】

    2021年05月08日
    知る・学ぶ
    本の要約サイト flier(フライヤー)
    Pocket

    オードリー・タン デジタルとAIの未来を語る
    著者:オードリー・タン
    発売日:2020年12月
    発行所:プレジデント社
    価格:1,980円(税込)
    ISBNコード:9784833423991

     

    『オードリー・タン デジタルとAIの未来を語る』の要点

    1.台湾がロックダウンなしに新型コロナウイルスの封じ込めに成功したのは、政府と国民の信頼関係のもと、デジタル技術が活用されたからだ。必要な情報が共有され、ディスカッションが生まれ、よりよい方法が考案され、その情報が拡散される。デジタル技術は、こうした行動をスムーズにしてくれる。

    2.社会をつくるのは人間であり、AIではない。AIは人間をサポートするツールにすぎない。デジタル技術をうまく活用すれば、人々の精神に余裕が生まれ、「誰も置き去りにしない」社会が実現できる。

     

    『オードリー・タン デジタルとAIの未来を語る』レビュー

    新型コロナウイルスの影響で、リモートワークが爆発的に普及した。友人とはじめての「リモート飲み」を経験した人もいるだろう。人々の行動が制限されるなか、デジタルツールは大きな役割を果たしている。さまざまなものが急速にデジタルに置き換わっていく今、社会のデジタル化やAIは、私たち人間の生活をどのように変えていくのだろうか。

    本書はそんな疑問に答えてくれる。著者は台湾のデジタル担当政務委員である、オードリー・タン氏。台湾は、世界のなかでもいち早く新型コロナウイルス封じ込めに成功した地域だ。市民プログラマーたちによって開発された「マスクマップ」や、健康保険証と連動してマスクを平等に分配するシステムなどが、世界的に注目された。こうした対策のデジタル技術を統括したのがタン氏である。

    本書では台湾で行われた新型コロナウイルス対策が詳細に記されているが、読み進めると、それは一朝一夕で成し遂げられたわけではないことがわかる。台湾では政府と国民のあいだに信頼関係が築かれており、その上でデジタル技術が活用されたことで、今回の封じ込めを成し得たのだ。

    台湾が目指すのは、「誰も置き去りにしない」社会だという。それを実現可能にするのが、デジタル技術の活用だ。タン氏はAIやデジタル技術について、「主体は人間であり、デジタル技術はツールでしかない」と繰り返し語っている。デジタル技術と社会を考えることは、私たち人間の生き方そのものを考えることなのかもしれない。

    オードリー・タン デジタルとAIの未来を語る』のもっと詳しい要約はこちらで公開中! 〉〉

     

    『オードリー・タン デジタルとAIの未来を語る』が気になる方におすすめ

    オードリー・タン自由への手紙
    著者:オードリー・タン クーリエ・ジャポン編集チーム
    発売日:2020年11月
    発行所:講談社
    価格:1,540円(税込)
    ISBNコード:9784065220955

     

    関連記事

    世界が注目する台湾の知性「オードリー・タン」初の自著が日本発売!デジタル民主主義には何が必要?

    ITの申し子オードリー・タンが日本の若者に向けて語る「本当の自由」と居場所の必要性

     




    タグ
    Pocket

  • GoogleAd:SP記事下

  • GoogleAd:007

  • ページの先頭に戻る