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  • 誰もが何かのマイノリティ!「ゆるスポーツ」仕掛け人が語る“弱さ”に寄り添う社会づくり【総合4.0】

    2021年04月25日
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    マイノリティデザイン
    著者:澤田智洋
    発売日:2021年01月
    発行所:ライツ社
    価格:1,870円(税込)
    ISBNコード:9784909044297

     

    『マイノリティデザイン 「弱さ」を生かせる社会をつくろう』の要点

    1.人はみな、なにかの弱者・マイノリティである。マイノリティを起点に、世界をより良い場所にするのが「マイノリティデザイン」だ。

    2.「スポーツ弱者を、世界からなくす。」をミッションに、著者が自分のマイノリティ性に注目して生み出したのが「ゆるスポーツ」だ。

    3.活動の舞台を広告から福祉にスライドさせることで、著者は、もう一度、自分の働き方と生き方を自分の手に取り戻すことができた。

    4.生態系をつくるマイノリティデザインのフレームワークは、これからの社会に求められる事業構想にも役立つことだろう。

     

    『マイノリティデザイン 「弱さ」を生かせる社会をつくろう』レビュー

    誰でも、「苦手」なことや「弱さ」、「マイノリティ性」を持っているものだ。「マイノリティデザイン」は、たったひとりの「弱さ」を起点にして、世界をより良くしようとする考え方だ。大規模なマーケティングは「マイノリティ」を対象にしないことが大半だろう。マイノリティデザインの考え方は非効率的に思えるかもしれない。しかし、ある人のマイノリティに寄り添ってデザインされたものは、その周辺にいるほかの人にとっても役立つものになるかもしれない。

    たとえば、本書で紹介されている、「あるひとりの人の障害を起点につくられた服」は、障害のあるなしにかかわらず、「かっこいいから」「機能性が高いから」と、さまざまな人に購入されていったそうだ。また、運動音痴である著者は自らを「スポーツ弱者」と呼び、自分のマイノリティ性から出発して、誰でも楽しめる「ゆるスポーツ」をつくった。これは、結果的に運動が苦手な多くの人を巻き込みながら、障害者と健常者が対等に勝負できるプラットフォームになっている。

    自分のあるがままを認めて、「弱さ」を克服せずに社会の側を変えてしまう。そんな「マイノリティデザイン」は、働くことや生きることの意味を改めて考えさせてくれる。多種多様な「マイノリティ」に合わせて変わった先の社会は、多くの人にとって息の吸いやすい世界になっているのではないか。そんな希望に溢れる一冊だ。

    マイノリティデザイン 「弱さ」を生かせる社会をつくろう』のもっと詳しい要約はこちらで公開中! 〉〉

     

    『マイノリティデザイン 「弱さ」を生かせる社会をつくろう』が気になる方におすすめ

    地域を変えるデザイン
    著者:issue+design project 筧裕介
    発売日:2011年11月
    発行所:英治出版
    価格:2,200円(税込)
    ISBNコード:9784862761286

     




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