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1.時間がない人は、自分が使った時間を把握できていない。24時間入っている「時間の財布」を持ち、何にどれだけ使ったかを明確にしよう。
2.私たちの時間は、「生活時間」「ルーチン時間」「自分時間」の3つに分けられる。時間がないと感じるのは、「自分時間」が足りていないときだ。
3.自分にとって優先度の低い時間を引いていくと、満足のいく時間を増やすことができる。
4.「理想の24時間の過ごし方」を書き出してみよう。すると、理想に近づくための気づきが生まれる。
新年を迎え、手帳を新調した人も多いだろう。まっさらな手帳には、仕事やプライベートの予定のほか、今年の目標や抱負、やりたいことリストも書き込まれているかもしれない。その一方で、早々に「果たして目標達成できるのか?」「そもそも時間がない……」と、小さなため息をついていないだろうか。
「時間がない」は現代人共通の悩みである。特に、子育てや介護など、仕事をしながら自分以外の人やコトに多くの時間を割かざるを得ない人は、目の回るような毎日を送っているに違いない。「やるべきこと」が多すぎて、「やりたいこと」を考えることすらできなくなっているという人もいるだろう。
本書の著者は、2人の子育てをワンオペで行う超多忙なワーキングマザーだ。育休後、仕事に復帰してからは「独身時代とはレベルが違う」ほど忙しく、追われるような日々に突入した。数々の時短テクを試してみたがうまくいかず、泣く泣く使っている時間を「分解」していった結果、この「やめる時間術」にたどり着いたという。
お金を増やしたいなら収支を見直し、ダイエットなら食べたものを記録するだろう。しかし私たちは、予定を立てることはしても、実際に使った時間をチェックすることは少ない。だが、この「使った時間の現状把握」こそ、豊かな「自分時間」を生み出す第一歩だという。
人生の持ち時間は有限であり、時間の使い方は「人生の過ごし方」に他ならない。本書を「自分らしい人生を送りたい、諦めたくない」と願う、すべての人に贈りたい。