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1.経済的自由とは、生活費を資産所得が上回る状態を達成することだ。生活費を下げ、資産所得を増やすには「お金にまつわる5つの力」をバランスよく育てる必要がある。
2.人生の6大固定費を見直すことで、お金を「貯める力」を身につけることができる。
3.お金を「稼ぐ力」で特に重要となるのが、自分の事業でお金をもらう「事業所得」を増やすための副業だ。
4.「稼ぐ力」を鍛えて得たお金で、「お金のなる木」を購入して「増やす力」を手に入れよう。初心者へのおすすめは経済指数に連動したインデックスファンドだ。
厚生労働省は、2007年生まれの半数が103歳まで生きると推計する。そのような人生100年を見据える時代において、我々はいったい何歳まで働かなくてはならないのだろうかと不安になる。
本書は、YouTubeチャンネル登録者数70万人、動画再生回数1億回超えと、SNSを中心に熱狂的な支持を得ている著者が、労働に縛られる多くの日本人に「自分の人生=自由な時間」を取り戻してほしいと願い、執筆したものだ。著者は、この資本主義社会において「お金なくして自由なし!」、つまり、自由な時間を手に入れるには「経済的自由」を達成することが最も重要なことだと熱弁をふるう。そのためには、「お金にまつわる5つの力」をバランス良く育てていく必要があるというのだ。
難しく思われがちなお金の話を、本書は圧倒的なわかりやすさで解説してくれる。本編は、著者とお金にかんしては素人の「リーマンくん」の会話形式で進んでいく。フルカラーで直感的にわかりやすいイラストが満載だ。見た目の親しみやすさとは裏腹に、扱っている内容は本格的で、客観的なデータを図表で示しながら解説がされていく。軽い読み物を読んでいるような軽快さで、自分を自由にするためのマネーリテラシーを身につけることができるだろう。要約にとどまらず、ぜひ実際の書籍を手にとって、「無料で最高の金融教育を提供し、お金に困る人を少しでも減らしたい」という著者の熱意を感じてほしい。