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1.多くの人の人生は思い通りにいかず、月並みなものになってしまう。その原因として、自分の限界を決めてしまう「バックミラー症候群」や、「物事のつながりを無視する」ことなどが挙げられる。
2.サイレンス、アファメーション、イメージング、エクササイズ、リーディング、ライティングの6つの習慣を朝に60分かけて行うのが、著者流の「モーニングメソッド」である。
3.ものごとを習慣化するには、30日間を3つの期間に分けて考えるのが効果的だ。最初の10日間は「耐え難い期間」、次は「不快な期間」、最後の10日間は「止まらなくなる期間」であることを意識しよう。
「朝活」という言葉が浸透して久しいが、あなたはどのような朝を過ごしているだろうか。早起きしてカフェで勉強に勤しむ人もいれば、時間ギリギリまで起きられないという人もいるだろう。「早起きは三文の徳」「一日の計は朝にあり」ということわざがあるように、朝の重要性は昔から説かれてきた。だが、「朝活」の有用性を頭では理解していても、実際に行動に移すのは骨が折れるものだ。
もし朝の過ごし方に課題意識があるのなら、「モーニングメソッド」を提案する本書を手に取ってみてはいかがだろうか。モーニングメソッドとは、瞑想やアファメーションなどといった6つの習慣を毎朝行う、ハル・エルロッド氏が提唱したメソッドのことである。内容は決して奇をてらったものではなく、誰でもいつでもできるものだ。モーニングメソッドを習慣化するためのコツについても詳しく解説されており、著者の実体験がもとになっているため、説得力がある。
人生を変えるためには、いつもとは違うことをしなくてはいけない。「待っていれば、いつか好転する」と希望的観測を持つだけではだめだ。思い立ったが吉日。自分の中に「どこか物足りない」という思いがもしあるなら、ぜひモーニングメソッドを実践してみることをおすすめしたい。