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今週 | 先週 | 順位 | 書名 | 著者 | 出版社 |
1 | 1 | → | 幸せになる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え(2) | 岸見一郎 古賀史健 |
ダイヤモンド社 |
2 | 2 | → | 嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え | 岸見一郎 古賀史健 |
ダイヤモンド社 |
3 | 3 | → | 結局、「すぐやる人」がすべてを手に入れる | 藤由達藏 | 青春出版社 |
4 | 4 | → | 超一流の雑談力 | 安田正 | 文響社 |
5 | 6 | ↑ | 一流の育て方 | ムーギー・キム ミセス・パンプキン |
ダイヤモンド社 |
6 | 5 | ↓ | 大学4年間の経済学が10時間でざっと学べる | 井堀利宏 | KADOKAWA |
7 | 9 | ↑ | JAPAN CLASS ニッポンって、ほかの惑星だろ!? | ジャパンクラス編集部 | 東邦出版 |
8 | 8 | → | 自分を変える習慣力 | 三浦将 | クロスメディア・パブリッシング発行 インプレス発売 |
9 | 7 | ↓ | 身近な人が亡くなった後の手続のすべて | 児島明日美 福田真弓ほか |
自由国民社 |
10 | – | 再 | 入社1年目の教科書 | 岩瀬大輔 | ダイヤモンド社 |
今週はランキング第10位の『入社1年目の教科書』(岩瀬大輔/ダイヤモンド社)をご紹介します。
ベテランも新人も、今日から仕事への取り組み方や考え方がすぐに変わり、一生役に立つ「指針」となる50のアイデア。東大×MBAで30代でライフネット生命保険の副社長になり、ダボス会議の「ヤング・グローバル・リーダーズ2010」に選出された著者が初めて語る、仕事における原理原則とその具体的方法。
2011年5月に刊行され、今や季節の定番商品となりつつある『入社1年目の教科書』。月別の売れ行きを見ても非常に分かりやすく、3月・4月の売上が突出しています(日販 オープンネットワークWIN調べ)。累計発行部数は31万部です。
読者層はやはり20代が群を抜いており、年齢別に見ると23歳が最多となっています(日販 WIN+調べ)。20代の読者に次いで、新入社員を部下に持ったと想像される40代・50代の読者が多いのもポイントです。また、ビジネス書は一般的に男性読者のほうが多いのですが、『入社1年目の教科書』に関してはほとんどの世代で男女の読者がほぼ同数。これも興味深いところです。
『入社1年目の教科書』では、「何があっても遅刻はするな」「メールは24時間以内に返信せよ」といったものから、「仕事に関係ない人とランチせよ」「社内の人と飲みに行くな」などのようなちょっと身近な人からは教わらないような内容まで、幅広く具体的な50の具体的なアドバイスが収録されています。
さらに巻末には、岩瀬大輔さんがおすすめしている本やチェックしているツイッターも紹介。単なるハウツーというより、岩瀬大輔さんから「ビジネスマンとしての考え方」を教わっているような体験ができる一冊で、20代だけでなく40代・50代にも読者が多いのが特徴です。
ほんのひきだしでは、昨春に「今年の新入社員は今これを読んでいる!」と題してビジネス関連本の売上ランキングをご紹介しています。今年も引き続き調査予定。今年の新入社員はどんな本を読んでいるのか、今から楽しみです。