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1.日本人の睡眠時間は絶対的に足りていない。
2.睡眠時間が長すぎても短すぎても、脳と体にダメージをあたえてしまう。
3.睡眠の質を高めるうえでもっとも重要なのが、入眠後すぐに訪れる90分間のノンレム睡眠である。
4.スムーズに入眠するためには、深部体温と皮膚温度の差を縮めることが肝要となる。
5.覚醒と睡眠は表裏一体である。良い目覚めは良い睡眠をもたらしてくれる。
最高の睡眠を確保し、日中のパフォーマンスを最大化したい――そう考えてる人は少なくないだろう。そのためか、あちらこちらで睡眠についての俗説が出回っている。なかには、「誰にでも短時間睡眠は可能」というような、根拠に欠けた言説を目にすることも珍しくない。
しかし安心してほしい。著者の主張は、ある意味で「まともすぎる」ほど真っ当だ。それでいて、多忙なビジネスパーソンのことも考慮した、良心的な内容となっている。すなわち、睡眠時間を増やすのがむずかしければ、睡眠の質を高めるほうにかじを切るべきだ、と。
本書で紹介されているのは、睡眠の質を高めるための手法であり、心がけである。手法については、自分がとっつきやすいと感じたところからまず手をつけてみればいいだろう。すぐに実践できる内容ばかりだ。
また、睡眠に関する正しい心がけを学ぶことも、意識を変える大きなきっかけとなってくれるに違いない。睡眠はけっして独立した事象にあらず。睡眠を見直すということは、自分の生活すべてを見直すということでもある。「睡眠を犠牲にして働くのはやめておこう。とくに、あなたがクリエイティブな仕事をしたいのなら」という著者のメッセージには、たんなるライフハックにとどまらない意味合いが込められているはずだ。
現実世界で素敵な夢を描くためには、良質な眠りが欠かせない。あなたにとって、本書が良い夢の案内人になりますように。
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