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1.最初は、あたりさわりのない話題の中から相手の興味を探り、見つかったらその話題を深くしていく。
2.「自分2:相手8」の割合を目安に話し、相手の話すことをうなずきながらよく聞く。
3.二度目に相手に会うときには、前回の会話を踏まえることで、関係を保ちたいという意思を伝え、より距離を縮めることができる。
4.タイプによってアプローチの方法が変わってくるため、相手がどんな人か見極めて話し方を考える。
5.最終的に、雑談から着想を得たと見えるように、自然な流れで本題につなげていく。
「雑談する」とき、多くの人は、その場で思いついた話題を気軽に話していることが多いだろう。しかし、本書を読んでわかるのは、雑談次第で人間関係はもちろん、ビジネスがうまくいったり、失敗してしまったりするということである。今までしていた雑談を思い起こすと誰でも、「しゃべり過ぎてしまった」「うまく話せなかった」「会話が弾まなくて困った」など、多少の反省点があるのではないだろうか。私たちが思っている以上に「雑談する」ということは、有益であると同時に注意してのぞむべきことなのだ。
本書には、雑談がいかにして自分の印象を決め、相手との距離を縮めていくものなのか、さらに、雑談を有効に活用していくにはどうしたらいいのかが詳しく書かれている。特に役立ちそうなのは、ビジネスシーンにおける人間関係の構築や、営業で「ここぞ」というときに雑談からセールストークへつなげるスキルである。ビジネスでの取引や売買の成立は、当然、扱うサービスや製品の魅力やクオリティを伝えることがベースにあることが前提ではあるが、セールスパーソンの雑談力も大きく影響することが本書を読むとよくわかる。熟読して大いに「雑談力」を磨いてみてほしい。配慮すべきことを知り、的確な方法でトレーニングすることが、「一流の雑談力」の会得につながるのである。
・「非接触型の立ち読みコーナー」全国約300店で展開 新たな読書体験でビジネス書の名著を読者に