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新型コロナウィルス感染症の拡大が、私たちの生活を日々変えています。マーケティングの世界もそれは同じで、“これまでのやり方”が通用しなくなった企業のマーケターたちは、さまざまな苦労を抱えているのではないでしょうか。
直接対面による商品の販売が難しくなっているいま、「ライブ配信」「ライブコマース」に注目が集まっています。
ライブ配信のサービス自体は、「Ustream」や「ツイキャス」をはじめとして2007年頃から存在していました。一般ユーザーのライブ配信が注目を集めるようになったのはここ2~3年。「17LIVE」「SHOWROOM」といった配信用アプリが登場し、視聴回数による報酬や“投げ銭”のみで生計を立てる「ライバー」と呼ばれる人たちが増えてきました。
最近では、リアルな場に人を集めるライブ・イベントが開催できなくなったことにより、アーティストがInstagramなどで生配信することも多くなり、「ライブ配信」はますます私たちにとって身近な存在となっています。
一方の「ライブコマース」は、ライブ配信に物品購入システムをつけたもの。視聴者と配信者が、質問やコメントで直接やりとりしながら売り買いするのが特徴です。商品に対する疑問点などに配信者が直接返事をしてくれたりするので、購入前に商品を深く理解することができます。生放送のよさである「臨場感」もあるので訴求力が高く、購買意欲向上が期待できます。
この仕組みはもともと中国で広がっており(2時間で3億円売り上げた例もあるとか……!)、日本でもライブコマースに特化したプラットフォームが整備されてきています。
そんな「ライブ配信」「ライブコマース」。“モテクリエイター”として活躍する「ゆうこす」こと菅本裕子さんは、2015年頃からライブ配信を始め、ライブコマースで収入を得、その後InstagramやYouTubeで自社ブランドを紹介して売上を稼ぎ、今ではライバー800人が所属する事務所を経営するまでになっています。
現在は、インフルエンサーやライバー事務所経営のほか、スキンケアブランドの企画・開発、旅サービスの運営、アパレルブランドのプロデュース……とさまざまな事業を展開しているゆうこすさん。実はアイドル活動をやめたあとは、いわゆる“ニート”だったのだといいます。
そこからどのように「配信」でファンを増やしていったのか? その経緯とライブ配信のノウハウを詰め込んだのが、8月20日(木)に発売された『#ライブ配信の教科書』です。
ひと口に「ライブ配信」といっても、冒頭で紹介した「SHOWROOM」や「17LIVE」などのライブ配信に特化したプラットフォームのほか、Twitter・Facebook・InstagramなどのSNS、YouTubeなどさまざま。どれをどう使えば効果が上がるのか?なども、本書では丁寧に解説されています。
ライブ配信の照明の話や(なんと3つがベスト!)、どんな話題でライブ配信をすべきかなど、実際にライブ配信を行なう際に役立つ具体的なノウハウも披露されていて、後半では業界プロフェッショナルとの対談も読むことができます。
ネット動画制作のトップランナー「ONE MEDIA」代表・明石ガクトさんに聞く
「いい動画とは? 効くブランディングとは?」「au三太郎シリーズ」などヒットCMを数多く手がける篠原誠さんに聞く
「ずばり『伝えるコツ』とは?」仮想ライブ空間「SHOWROOM」代表で『メモの魔力』著者・前田裕二さんに聞く
「人気の配信者になるには?」
ここまで盛りだくさんでわかりやすい「ライブ配信の教科書」は初めてなのではないでしょうか。
さらに! さすがモテクリエイター。掲載写真がどれも可愛くて、読んでいていちいちテンションが上がります(笑)。
今後さらに拡大が予想される「ライブ配信」。やってみたい方、今のうちに勉強しておきたい方、ぜひ手に取ってみてください!