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  • ベストセラー編集者が教える、斬新なアイデアを生む「考える技術」とは?【総合3.8】

    2020年08月03日
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    パン屋ではおにぎりを売れ
    著者:柿内尚文
    発売日:2020年06月
    発行所:かんき出版
    価格:1,540円(税込)
    ISBNコード:9784761274993

     

    『パン屋ではおにぎりを売れ』の要点

    1.目的を達成するうえで、「考える」という行為には、未来を変えるほどの大きな力がある。

    2.アイデアを生むためには、「ゴールを決める」「インプットして現状を整理する」「考える=『考えを広げる+考えを深める』」の3つのルールに沿って考えていくのが効果的だ。

    3.天才に見えるヒットメーカーたちは考える時間を多くとっている。自分で考えたことを実行し、自分で自分の未来をつくるために、考える時間をしっかりとるとよい。

     

    『パン屋ではおにぎりを売れ』レビュー

    「しっかり考えなさい」とよくいわれるが、「考える」方法を習ったことがある人は少ないのではないだろうか。ではどうやって考えたらよいのか。その重要な問いと向き合うのに格好の一冊が本書だ。

    著者の柿内尚文氏は、これまで50冊以上の本を10万部以上のベストセラーに育てあげてきた敏腕編集者だ。そう聞くと、クリエイティブなセンスの賜物ではないかと思うかもしれないが、著者は自分のことを平凡だと評価する。そんな著者がなぜベストセラーを連発できたのか。それは、自分なりに「考える技術」を身につけ、それを言語化してきたからにほかならない。

    本書では、その「考える技術」が惜しげもなく詳細に解説されている。タイトルの「パン屋ではおにぎりを売れ」という発想は、考える技術の1つである「ずらす法」によって生み出したものだ。「パン屋が本気でつくったおにぎり」のように、パン屋の魅力をずらして生み出した商品を売れば、新たな顧客を取り込めるのではないか。このような具体的な着眼点が用途別にふんだんに盛り込まれているのが、本書の最大の魅力といえる。

    まだ身につけている人が少ない「アイデアの出し方」をいち早く習得すれば、周囲から「企画力がある人」と一目置かれることだろう。さらには、より幸せな人生を送るためにとれる選択肢の幅を広げてくれることだろう。

    『パン屋ではおにぎりを売れ』のもっと詳しい要約はこちらで公開中! 〉〉

     

    『パン屋ではおにぎりを売れ』が気になる方におすすめ

    ワークマンは商品を変えずに売り方を変えただけでなぜ2倍売れたのか
    著者:酒井大輔
    発売日:2020年06月
    発行所:日経BP
    価格:1,760円(税込)
    ISBNコード:9784296106721

     




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